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■ 宴の後 |
2015年08月09日(SUN) |
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癒しフェアの後の撤収作業も終え、これで大きな夏のイベントは終了。
準備に費やした日々や、それに関わる皆の真剣なまなざしが、まるで昔のことのように脳裏によぎります。
二日間を終えた満足と共に、宴のあとの一末の寂しさが、立秋の気配を身近なものに感じさせます。
沢山の方においでいただきありがとうございました。お声をかけることができなかった方も多いと思います。お詫び申し上げます。
二日間、広い会場内を歩いているとき、かなり多くの方々にお辞儀をされました。お顔がわかる方もいれば、申し訳ないが記憶にない方も多くいました。
そして思ったのは、私が一番の年上で、どこに行っても、どのブースでも、皆私よりも年下の人ばかりだったわけですから、多くの年下の人は、私の天文歴で学習したのだと思います。
その昔は、本格的な日本の天文歴を出していたのは私のところだけでしたから、大勢の占星術ファンは、皆、その天文歴で学んだはずなのです。
また、マイバースデイという一世を風靡した占いの月刊誌ファンも多く、そうしたところから、大勢の方々が私のことをご存じだったのだと思います。
帰りの搬出時に車を取りにいったところ、占い師の集団が小型バスでお帰りになるところでした。その中の社長らしき方が、私を見つけて、マドモアゼル・愛先生ですか、、、と。
私がうなづくと、みんなマドモアゼル・愛先生だよ、、と占い師の集団にお声をかけてくださったのですが、すると皆様窓越しにおいでになり握手責め。
この歳で、まるで人気タレントの気分を味わわせていただいたのですが、長くやっていると、そうしたこともあるのだと、改めて感謝の気持ちが出てきました。
多くの皆様にお世話になった二日間でした。ありがとうございました。
また明日から日常が始まります。 |
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■ 崩壊と吸引はすべての行為に及ぶ |
2015年08月06日(THU) |
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吸引サイクルと崩壊サイクルとは飯島先生から学んだものですが、宇宙のすべてはこの原理によっています。
崩壊のサイクルから始まったものは、力を失い、老化し、命を縮め、最後は死に至ります。
その一方で吸引サイクルかは始まったものは、力を得、若さを保ち、命を長らえ、厳密にいえば死ぬことさえなくなります。
どの現象にもこうしたサイクルがあり、あらゆるものの基本は吸引サイクルですが、間違った意識圧がかかることで、吸引サイクルがひっくり返って、崩壊サイクルになることが多いわけです。
どのサイクルも吸引、崩壊、吸引、崩壊、、という呼吸のようなリズムを刻みますが、最初がどちらかによって、人も物事も生の方向か、もしくは死の方向へと向かうことになるわけです。
動物の意識は自然に近いものなので、基本的に歳をとらないのだと思います。人間は動物に比べてよく考え、常識などが浸透するため、自然でない意識圧を持つことが多くなり、崩壊サイクルに変えてしまうものが多いのです。
よく、物事がうまく運ばずに運気の停滞を招いたり、運気が悪くなることが人にはあると思います。それは、何か順調だったものが、ある時点から崩壊サイクルに切り替わった結果であるともいえます。
ツキが衰えていく、、、うまくいかなくなる、、、そうしたことは誰にでもあるのですが、そのきっかけとなったものが実はあるはずなのです。
それは意外に小さく見えるものであったりします。ケチな人なら、金銭面で多少得することがあっても、その得した事柄に対して、何らかの負い目などを抱いたような場合、その行為に負の意識圧がかかりますから、これまで順調に行っていたサイクルが、そのことから崩壊サイクルに引っくり返ることがあるのです。
ですので、昔から本当に分かっている人は、常日頃の心構えの大切さを問うたのではないでしょうか。武士道などまさにその典型です。
また、道、といわれるものも、その神髄は、小さな言動や行動が持つサイクルを常に自然体に保つことが目標であると言うとわかりやすくなります。
心しておこなうことの大切さが、崩壊サイクルをもたらさない重要なことなのです。
昨晩、私は過労もあって、このまま食事をしたらかなり悪化するのではないか、、、という思いがありました。
本当なら食べなければよいのですが、食いしん坊な私は、注意深く食べよう、、、と決めて、ゆっくりと、心を騒がしくさせることなく、一口づつ、本能にまかせないで食べたところ、体調はよくなりました。
おいしい、、、とか、もっと食べたいとか、、、欲求のままではなく、ゆっくりいただくという気持ちで食べたらかなり悪かった体調がもどりました。
そしてわかったのが、サイクルが多忙によってどこか崩壊サイクルに切り替わったのを、再び、自然な吸引サイクルにオセロの駒のようにひっくり返したということです。
温泉に行ったり、良い音楽を聴いたり、笑ったり、、、自然な喜びが再び私たちを吸引のサイクルに戻してくれるわけですが、信念が強い人はそうはいきません。
絶対に損したくない、、、という思いが強ければ、損得のみが判断基準になるため、自然でなく、いつか何かで崩壊サイクルに逆転させてしまうことが多くなると思います。
出世病もお金持ち病も権力病も、結局はむしろ損なことなのです。必ずどこかで自分自身に負い目を抱き、サイクルを崩壊に導くことをしてしまうからです。
昔、ホテルニュージャパンというホテルで火災が起き、多くの宿泊客がなくなりました。原因はスプリンクラーがついていなかったからです。
形だけの水が出ないスプリンクラーを付けて、検査を済ましたという嘘のような話しだったと記憶していますが、ホテルニュージャパンの社長は大変なお金持ちでしたが、異様なほどのケチだったのです。
客の安全にかけるお金ももったいないと、見せかけのスプリンクラーを付けたなど、心のどこかに必ず負い目を生じていたはずです。
儲けはしたものの、サイクルは限りなく崩壊方向に導いたはずで、あれだけお金に執着しながら、結局は最後は借金で終えた生涯でした。
このように、吸引と崩壊のサイクルはしょっちゅうが逆転し、オセロのように裏表の姿を見せているのです。しかし、ある観念にしばられたり、一方向の考えしか持たない人は、どうしても崩壊サイクルを強化することになります。
気分転換の重要性、、さらに言えば、一つのどんな小さな事柄にでも、心して行う態度が、いかに重要か。
日本の文化は道という構造をしています。食べることにも道があり、遊びにも道がある。
ことに食べることは、本当は非常に危険な行為だという気がします。人間は2500カロリーを食べても、実際には三万カロリーほどを使っているようですので、食べることと、エネルギー補充は直接的には関係しないのかもしれません。
無からしか本当のエネルギーは来ないわけですが、そのため、食べることは、必要であるかもしれませんが、本当は危険なことなのです。2500カロリーを食べて得るためには、2500カロリー以上を消費していることがもしわかったとしたら、食べることの危険性もうなづけます。
私自身、決して不食ではないし、そんな高度なことはあいにくできないと思いますが、食べることの危険性はよくわかります。
ただおいしい、、、ただうまいと、食欲に任せて食べるとき、私たちは、ついつい、獣に近い不自然なサイクルに逆転させる可能性があるのです。
食べることはとくにそうでしょうし、また、歩くことも、呼吸することも、言動を発することも、、すべてにどちらかのサイクルが存在するのです。
動物は自然ですから、基本吸引サイクルのまま生きていきますので、いつまでも若いわけです。人間も日々の小さな事柄の細部にまで、本当は意識を向け、自身のサイクルの崩壊化を常に見つめる必要があるのだと思います。
となると、効率や合理的という価値がいかに小さく、間違ったものかがわかってきます。道という方向性の前で、効率や合理性というもののインチキが暴露されるはずです。
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■ 健康法で不健康、、ダイエットで太り気味 |
2015年08月02日(SUN) |
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私は出生時の月が6室にあるためか、昔から大の健康法オタクでした。今でも関心はあるのですが、用心してトライする習慣になりました。
数々の失敗を重ねてきたからで、すぐに健康法に飛びつくことはなくなりました。
一度、あらゆる健康法を捨てたときがあるのですが、その時がもっとも体調が良かった、、、そんな気もします。
健康法もそうですが、ダイエットもこれと同じです。ダイエットしている、、、と聞くと、ああ、じゃあ太るな、、、と嫌味ではなしに思ってしまう自分がいる。
昼食に簡単なサラダ程度で我慢しているOLを見ると、まず太っています。食への異様な我慢が爆発するのは確実で、昼にサラダで我慢したのだから、おやつにケーキくらい食べても、、、と、そんな流れになりがち。
何かが狂っているわけで、健康法もダイエットも大体はあまりよい影響を与えない場合が多くなります。
たったひとつの方法で目的を達成させる、、、ということは、どうしても信仰になりがちで、他のことに目が行かなくなる。
たった一点のみに目が行くということは、意識がそこに集中するため、意識からしか現実はうまれませんので、太ってはダメ、、、すなわち、太ることへの恐怖意識に栄養を与えてしまうわけです。
健康法も健康法を行えば行うほど、とくにひとつの健康法にこだわるほど、意識はそこに集中するため、自分が不健康になることへの、本当は意識集中となり、ダメになるわけです。
自然である、、、ということはですから本当に偉大なことで、自然の中に自身をいかに置いておくことができるか、、、そこにダイエットも健康も幸福のカギも存在していることになります。
私の長年の知人に気功の達人の中国人がいて、健康面でのアドバイスを色々と長年してくれているのですが、その先生の言うことは、ほとんんど間違っておらず、一点に絞られるダイエットや健康法的な考えをされたことはありません。常に複合的でした。
先生は政党の色々な党首の健康管理も密かに行っている名医でもあるのですが、ちょうどセミナー開催中のMI池田山ハウスに来たことがあり、いいタイミングだと思って、先生に突然の講義をお願いしたら、快く引き受けてくれて、私はコーヒータイムを得ることができました。
そのあとのことです。そこに長年の糖尿病で苦しんでいる人がいて、先生はその人の体を見るなり、アドバイスを始めたのです。
病歴を何も聞くことなく、糖尿病を当て、その人の食生活についてレクチャーを始めました。
カロリー管理してる? うん?、、、そう、それで毎日、納豆、豆腐ね、、、と。驚いたのは当人。まさにそうだったらしいのです。
ここで誤解されると困るのですが、一般的に豆腐や納豆の常食を先生はたしなめたわけではありません。
ただ一点質問させていただきます。
ダイエットしていて豆腐、納豆を毎日のように食べている人がけっこういますが、その人にお伺いしたいのですが、下腹がダイエットしている割にでているとか、たるんでいるようなことはあるでしょうか。
もし腹部にたるみや段々があったり、下腹が出ているような人がいて、毎日のように豆腐や納豆を食べていたとしたら、一度、数週間でもいいので、一回納豆と豆腐をやめてみてください。
そして、下腹のたるみなどが、回復にむかってすっきりしたとしたら、原因はそこにあった可能性があります。
先生はその人を見て、上記の指摘をしました。しかし、何度も言いますが、お豆腐や納豆が悪い、、というのではなく、悪く出る人がいる、、、と言いたいだけです。
豆腐は健康食でもあるし、決して悪口を言っているのではありませんので、誤解はしないでください。風評になったらそれこそ、お豆腐を売っている人に申し訳がたちませんので、そこは誤解しないようお願いします。
しかし、体を壊し、それ以降の豆腐や納豆の常食を、健康法として取り入れることに向いていない人がいる、、、ということなのです。
通常の場合で普通の人が夏の暑い日に冷奴を食べたり、食欲のない朝に納豆を食べるのは、もちろんまったく問題ないし、何の心配もいりません。
ただ、一部にダメな人がいるということです。その場合は、ダイエットの割りに、痩せている割に下腹が出ているわけで、そういう人は、一度、試して欲しい、、、ということです。
そしてその結果、下腹が引っ込むようになったなら、その人の場合は、大豆の消化に無理があったということになります。
ダイエットや健康法はかように難しい面があるのですが、さすが名医の先生は一目みただけで、その人の食生活の問題点をあげたわけです。
逆に言うと、私たちの生半可な知識や体験で、健康法やダイエットなど、本当は考えない方がいいくらいだ、、、という考えが私にも起きたことも事実です。
以来、慎重に体の声を聞きながら、大好きな健康法にトライし、その成果を見つつ、自分にあったものを探り出すことにしています。
飯島先生は、食べ物には何の力もない、、、具体的な形あるものには、何の力もない、、、毒はあるが、本当に毒になったりならなかったりする、、、体に良い食べ物も確かにあるが、それ自体に力は本当はない、、、とおっしゃる。
力があるのは意識のみ。すべてを意識が作り出しているのですから、ダイエット法も健康法も、一定の条件付けでしかなく、そのことがわかって行うことで、盲信はなくなり、むしろ効くようになったりします。
すべての事柄は意識次第ですが、では意識とは何か、、、まず、自身の目がねをはずすことから始める必要があるわけで、自分は何も知らない、、、自分には何の力もない、、、、すなわち、自分も皆も生かされているから、今ここにいる、、、、という意識からのスタート以外、人は間違った道に進んでしまうと思うのです。
何も不安に思う必要などなかった、、、ということでもあります。生かされているのですから。 |
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■ この夏の予定 |
2015年07月23日(THU) |
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年初に今年を占うレポートをご希望された方にお送りしましたが、なんだか星の運行通りの展開になっている気がします。
民意がゆがめられ、政府と対立。民は怒り出して、新たな展開を生み、場合によっては政権の交代が起こる。
まさか年初にそんな事態が訪れるかもしれないなんて、これっぽっちも思いませんでしたが、やはり星は正直です。
早くベーシックインカムの政策がとられ、誰もがお金のことを心配しないで生きていける世の中になってもらいたいものです。
先日、私のベーシックインカムの記事を読まれた方から、財源はどうするの、、、というご批判をいただきましたが、財源など不要なのです。
では、貸し出しとは一体何か、、、貸し出すお金はどこからでてくるのか、、、要するに空から出てきたお金が借金となって与えられるのですから、逆もやらせてもらいたい。
財源などまったく心配不要なのです。貸し出し同様、ただ出せばよい、、、ということになります。同じです。
無から有を生みだす貸し出しをこれまで何十年もやってきたのですから、逆も多少はやってもらいたい。
それがベーシックインカムです。国民一人当たり、毎月10万円程度のベーシックインカムは、これまでの無制限貸し出し額から見てもわずかなもので、罪滅ぼしとして、あまりに小さな額です。
それで体制も維持でき、金持ちから奪い取ることもなく、手打ちとしては上等という気がします。
ベーシックインカムが始まれば、どの企業もあっという間に黒字回復は確実で、景気は青天井で伸びるでしょう。
大企業も政府と結託して戦争特需などで儲ける必要はなくなります。その何倍も感謝されて儲かるのですから、人殺しに加担して儲けるなんて野暮なことをしてはもうダメです。
これまで作った特権階級も残せばいいでしょう。これまでもそうだったんだから。そういうことが好きな人は優越感をいだけばいい。ただ、国民には自由な選択を与え、色々な生き方を応援すること。
自分は特権を行使し、国民は苦しめる、、、ではダメ。自分の特権は守ってもよい、ただし、国民は自由にさせる、、、ひもじい思いをさせないように温かな目で見守る、、、権力者もその程度の偉い人に成長する方が絶対にこれからは得です。
国際関係については、軍事はすべて不要でいいのですが、すぐにそれでは納得できないでしょうから、まず、究極で人を傷つけない防衛兵器を共同で開発する部門を設けるのです。
そうすれば、必ず、究極の防衛兵器が出来上がります。これを全体の共有で持てば、軍事は要らなくなる。戦争する意味もなくなる。経済的理由以外では。
これまでも経済的理由から戦争を起こしていたのですから、反対する権力者はいるでしょうが、段々と実情がバレテくると、自身の命すら守れないかもしれない突発的出来事が起こらないとも限らない。むしろ危険。
ここは、権力維持を許されるのですから、何も失うことなくただ引き下がればいいだけの話しなら、損は無いと思います。
まして、ありあまる資力のほんの一部を民衆に還元して文化的な何等かの布施を施すなら、日本の子供も、世界の子供も、権力者の家の前を通るとき、心からお辞儀をして通るようにすらなるでしょう。
どんなに金や権力を得ても尊敬されなかった昔が嘘のようだと思うはず。すると子供が愛らしくなってくる、、、可愛く思えてくる、、、イノチに気づいて豊かになっていく権力者も多いことでしょう。
権力者は正しく権力を使えばよく、金持ちは正しく金を使うのがよく、貧乏人は上からの温かなベーシックインカムによる愛を知り、感謝するのがよく、そうすればすべてがうまくいき出します。
政府には感謝の貢物がうずたかく積まれ、頼みもしないのに豊かな税金が入ってくる、、、
私がこんなことを言うと、そんな甘い、、、と思われる方が多いでしょうが、どちらかなんです。
崩壊に向かうか、吸引に向かうかしかない。良くなるか悪くなるかしかないのです。ならば、良い方を目指すのが何が悪い、、、といいたいわけです。
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■ 微細な働きと強行採決 |
2015年07月15日(WED) |
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微細な働きにしか、本当の力はありません。もっとも微細な働きが意識なので、意識からしか物は生まれないことになります。
本日、自公民は委員会において戦争法案を強行採決しました。戦争法案といういい方はよくない、、、という人もいますが、海外で武力行使ができるという憲法解釈ですので、明らかに戦争法案だと思います。
日本の憲法は平和憲法と言われて、平和憲法であることを自他共にこれまで認めてきたのですから、大変な変化です。
それを一時の政権の判断でできるとなると、憲法自体の意味がなくなります。憲法が国の最高の法的根拠であるとの約束ですから、行政も立法もそれを守るという立場でなければいけないわけです。
それを一介の政治家が自分の考えで自由に変えていいというのは、誤解も甚だしいことで恥ずべきうぬぼれです。
これで安倍政権は本気で平和を愛する日本人を怒らせたことになります。週末から台風や三連休などで、強行採決から国民の目をそらさせればいいという安易な狙いまで見えるようで、なんだか、本当に恥ずかしい人なのではないか、、、の印象が強化されると思います。
政権は国民の理解が得られない、、、といいますが、そんなことはなく、段々理解されるようになったので、支持率が下がっていったわけです。
わかればわかるほど、反対は多くなりますから、理解される前に強行に決めるしか道はなかったのでしょう。
戦争に加わらない平和国家など幻想であるという人もいますが、私はそうは思いません。原発をあれだけ作っておいたのですから、戦争など始めたら、爆破されたらどうするのでしょう。
もう昔のような戦争などできないし、日本はそうしたものから、卒業したことで、世界での存在感を作っていたのです。
天皇は武力の後の世が文化の世であることを真っ先に思い描き、そうした日本を自ら率先してリードして来た存在でもあります。
極右政権は天皇を戦前のように押し立てて自分らの政権維持に使おうとしているようですが、どうするつもりでしょう。ここにも大きな矛盾を作ったことになります。
さて、微細な働きに話しを戻しますが、本日の強行採決は強制的な数の力に及ぶ、力の理論です。戦争はその中でももっとも力を頼りにする政治であり、一見、もっとも大きな力を持っていると誤解します。
しかし、小学校の一クラスでもわかるように、暴力生徒が本当の意味で上に立てるでしょうか。暴力が怖いからいうことを聞く、、、確かに、最初はそうかもしれませんが、暴力だけで解決できない問題が出てきたとき、乱暴な生徒の存在感はどんどん弱体化するはずです。
小学校でさえそうです。まして、高校、大学になって、暴力生徒が幅を利かすことなど、まずありえません。
天下の一国家のありようとして、それがまかり通る道はなく、現政権が生き延びることは基本的に無理だと思います。そうした事態が今後起きてくることでしょう。
現政権はナチスのやり方をまねる、、、ということを意図的に行っていたことはわかりますが、民意が付いてこなかったというあまりに愚かで幼稚な誤解に立っています。
結局は、たった一人の人が考える、、、何かおかしくない、、、、? の気持ちに勝てる政治はないのです。
たった一人が考える、、、何かおかしくない、、、? は至極自然な感情ですから、その他大勢の人がそれを共有することになります。微細な力に勝つことなど、できない時代なのです。
微細な力こそが実は現実を変える力になります。いくらまずいことを秘密保護法によって隠しても、隠したこと自体は伝わりますから、おかしなことが多くなってくることで、何かおかしくない、、、? と思う人は増々増える。
政府は強権によって、海岸の砂粒をペンキで色を変えるようなことを始めましたが、どんなに色を変えようとして大量のペンキをまいても、大海原のすべての砂の色を変えることなどできません。
世界の砂浜の砂の色を変えるようにできるのは、砂の一粒一粒が自ら色を変えた時だけ。
これからの時代はそうして動いていくことになると思います。力による押し付け、、、暴力による押し付け、、、それは一時の幻想を一部で生むに過ぎない幻です。
石破さんが昨日、安倍さんとは異なる視点で物を言いましたが、不満のガス抜きでもあるだろうし、さらにいえば、総裁選があるとの読みでもあったことでしょう。
政治家の仕事は憲法を守ることが真っ先ですから、それを逸脱した政治家がいくら騒いでも、内心を読まれるだけ。自民党は私は終わると思います。
ただ自民党のやり方は、他の勢力を作らない、、、という工夫にたけ、小沢が出そうな際にはそれを叩く、、、、鳩山を追い出す、、、
鳩山のことを皆が悪く言っている中、私は一貫して、大変心もとないと思いつつも、とりあえずの評価を通してきた唯一の政治家ですが、こうやって、自民党はライバルの駆逐が上手です。
また、選挙や政治を魅力ないものに思わせるために、政治に関心を持たせない努力を自民党は続けていたと思います。
ダサい選挙カーが選挙に行ってください、、、といえばいうほど、人々が関心を失っていくことが計算されたようなやり方だったのです。
選挙と政治には関心をもってもらいたくない、、、そうすれば、宗教団体などの少数の力で国を自由にできるからです。
ですので、自民党に票を入れた方は、戦争が起きた時は最初に前線に行ってくださいと、美輪明宏氏は述べていますが、本当におっしゃる通りです。
しかし、これで国は本気で日本人を怒らせた可能性があります。三連休で国民の関心が他のところに行ってしまったら、彼らの勝ちかもしれませんが、果たしてどうなることでしょう。
微細な働きにこそ本当の力がある、、、というのは、本当のエネルギー理論なのです。まやかしが少なくなるに従い、こうした物理現象が段々と証明されてくるようになると思います。
意識しか物事を作りません。日本人に今、共通する意識が作られつつある点で、安倍政権は本当によく働いたともいえるでしょう。
平和のありがたさ、、、戦争の嘘、まやかし、、、戦争で儲けたい人がいるだけなんだ、、、という本当の事実が段々と人々の間で理解が進みますと、自然と日本人総体の意識に変化が出てきます。
まずは女性から、、、次に若者、、、、と伝播し、ある日すべてが変わっている、、、
オランダの一部の町では、ベーシックインカムが始まりました。実験的なものだそうですが、間違いなくうまくいくでしょう。うまくいくから、おそらく大きく採用されることにはならないでしょうが、きっとうまくいきます。
ベーシックインカムとは、政府が毎月生活に必要な最低のお金を無料で上げる制度です。一人15万円ほどといいます。
そんな馬鹿な政策があるのか、、、と思われる人もいるでしょうが、すべてはもともとはタダだったのですから、これはありえるのです。というか、そちらの方が自然なのです。
金持ちが財を独り占めするために、社会に回るお金がなくなり、すべての経済が悪化するわけですから、ベーシックインカムにはいろいろな問題があるものの、基本的には、本質に沿っているわけです。
次の時代の一つの企画であり、基本内容としても合致しているはずです。
人類は数百万年も生きてきて、これだけ諸科学が発達したのに、むしろ大変になっているというのは、その発達の恩恵が一部にしか回らないシステムになっているからです。
ベーシックインカムはその最低の保障であり、ごめんね、、、というような内容なのです。本当でしたら、一人50万円程度をタダで配ると、すべての経済がよくなり、常に好景気で、誰も損しない時代が訪れるはず。
その程度のことはできるのです。ただ自分だけが金持ちで、他の人は貧乏でなくてはいやである、、、という大金持ちや権力者の神経症的な欲求によって、現代人は実は疲弊させられているのです。
景気を良くするのも悪くするのも、実は簡単です。せいぜい、5万程度の余裕資金が作れる程度の政策を打てるか、数万円程度の切り詰めを与儀なくさせるか、、、それだけで、大不況も大好況も作れるのです。
金融政策のかじ取り一本で、私たちは富まされ、次に羊狩りに合わされ、そのサイクルを何度も行うことで、段々と収奪されていたのです。
時代の矛盾と悲しみを克服するのは、そうした神経症的な欲求から自由になることにあり、いかに人間を理解するか、、、にかかっているわけです。 |
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