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■ 心を動かす微細なもの |
2015年10月01日(THU) |
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60キロの人間一人を移動させるために鉄2トンの自動車を動かす、、、
鉄2トンの塊は時速50キロをはるかに超えるスピードで狭い道を走る。
狭い道には歩行者用のエリアのないものも多くあり、人は車を避けるように身を縮めて歩く。
この光景ひとつ見ても、この文明が間違いであると感じる。
猛スピードで動く鉄2トンの車と、人間が同じ道にいる、、、こんなことがなぜ許されるのだろうか。
お金だよ、、お金。安全な国土設計をするよりも、車を売る、、、
自転車業界などはきっと、とてもいやな思いをこれまでにしてきたのではないか。
自転車国道を5車線くらいで整備し、ゆっくり走る自転車も、猛スピードで移動する自転車も安全に走れるようにすれば、少なくとも鉄2トンと鉢合わせするような悲劇は起きなかったと思います。
自転車を売るよりも、車を売る力がきっと勝ったのでしょう。政治力の違いでしょうか。
こうして、重大工業的なものが地球を席巻し、大きな重力や大きな発電や大規模なものを作りだす思考によって世の中を動かしてきました。
大規模なものは世界の隅々にまで及び、食べるものの着るものも、暮らす街も、病院も、すべてが巨大化したシステムから生まれるもので覆われました。
全国の流通ルートに乗って配達される食べ物を食べ、縫い賃の安い労働力によって作られた服や、100円ショップの品で家は埋まる。
どこに行っても同じやり方、同じ景色、同じ店、同じ病院、同じ食べ物、同じ音、、
重大工業が生み出してくれたオートメとシステムに乗って、一見、豊かな物に囲まれた私たち。
しかし、そこにあるものは、皆同じ顔、、同じ表情、、 コンビニでおいしいモノを探しても、結局は工場で作られた大量生産の品の中から選ぶしかない。
コンビニに限らず、どこでもそう。皆同じ物、、、同じ表情。
最近の子供たちは、もうお菓子になんか見向きもしません。大人も同じで、コンビニ弁当にもシステムで作られた食べ物物にも、もう誰も感動しなくなってきている。
一瞬流行しても、結局はすぐにあきれる。
仕事も同じ。どこに行っても同じで、やりがいなど見つけることが無理。結局は上が売上と利益にしか関心がないのだから、極めてコンピュータ的な発想で部下やバイトを締め付ける。
上も管理されているわけで、社長ですら管理されてる会社がほとんど。上も下もサラリーマン根性の時代になっている。
サラリーマン根性が悪いとは言わないが、仕事も考えもオートメ化されていることは確かだと思う。
そして、そこに参加する全員が、本当はいやだと思っている。バイトはおろか、雇われ社長ですら、会社に本音では行きたくない。怖いから仕事はしてるが、本心ではそんなにはやりたくない、と。
ブラック化する企業が多くなるが、その大本には、システムと重大化、流通化、合理化された考えが基本にある。
現代システムを動かす動機は儲けだから、どうしてもワンパターン。心を動かす繊細なものに出会わなくなる。
しかし、人の心を動かすものは、微細なものの中にある。
微細なほど、本当はエネルギーがあるのです。意識からしか物ごとは生まれない、、、微細なものにしか、本当は力はないのです。
大きな物を信じ、それに頼り、システムを偉大と思い、そのシステムに守られ、扱える人物を皆が求めた、、、
大きなものは、個人にはないので、大きなものが偉大だと思えば、個人の力を弱く感じだす。
自分の弱さをどこか大きな安心できるシステムで補いたい、、、国家主義が生まれ、公務員信仰が生まれ、病んだら権威ある病院を探し、一流の医師を探し、安定的な投資を探し、、、勝ち組になったと思ったとたんに、薬の副作用で死んでしまう、、、、
そんな人生いやだと、なぜか多くの人がそれでも思わない。不思議、、、
しかし、重大化ではエネルギーが生まれないので、いつか行き着くところまで行ったら、消失することになる。
微細なものしか力を生まないので、そうなります。重大化した権力も軍隊も時代も、わりとすぐに終えていく。
ナチス20年、平家20年。平家に非ずんば人に非ずも20年の命だったし、ナチス1000年王国の夢もわずか20年で灰塵に帰した。
微細なものへアクセスできないものは、すべて終えていく。
だから、人間はセンスとして、体感として、微細なものに、本来はこだわります。
私が開発したBBマッサージ、、、ポンポンマッサージ共に、微細な動きでなければ効かない。
しかし、微細な動きを実行すれば、肌は引き締まり、顔は白くなり、腫れやつっぱり、痛みにもアクセスできる。
微細な動きがエネルギーを呼び寄せるからです。
人にとってもっとも微細なものは、思考と意識。その中に完全需要の静けさと意識があれば、そこは創造の道に。
体を動かす前に意識を働かせる、、、、体は意識に沿って動いてくれる、、、
よっこいしょ、、、と、体を動かす必要はなく、意識を動かせば、体は動いてくる。
重大強権化の間違いがここにあります。
ここまで時代が行き詰った以上、次に来るものは、微細なもの、、、微細な働き、、、微細なるものに決まっています。
それは、オートメ化では無理で、私たち自身の個性の中にこそあるものです。
顔が全員違うのですから、人と自分を比べるのはまったく意味がない。
人と自分を比べて自分には才能がない、、、という風な考えで落ち込む人が多いですが、それ自体が、重大強権化信仰そのものであり、重大強権化意識なのです。
だから伸びなくなる。自分の顔と体が1つでけのものである以上に、微細な意識は個人特有のものです。
そこにしか力はありません。みんな凄いものを持っているのに、他の人と違う、、、なんて悩む意識が大間違いなので、おかしなことが起こるのです。
意識がすべてを生み出すので、おかしな意識をしているとどうしてもおかしなことが起きてしまう。
それは仕方ないことなのです。微細なものを信用しない、、、微細な自分の声を信じないで、人や社会が言ってることを信じる、、、、しかし、それだと、これからはどんどんエネルギーを消耗していく流れとなります。
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■ いよいよ、、、 |
2015年09月30日(WED) |
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いよいよ近づいてきました、、、スプリンターステークス。
私の予想が世界中を駆け巡る(日本の一部だけか)記念すべき日だ。
でも、担当の方からまだ何の連絡もない、、、まさかキャンセルなんてことないでしょうね、、、
そうなったらもうニッポン放送の人生相談にもいかないから、、、
本番が始まるのが午後2時半。メインレースが3時45分ごろ。番組は午後4時までということでした。
私は朝から行って万全の体制で本番を待つ次第。仕事でこんなに真剣に考えたことないよ。
4日の日曜競馬ニッポン。ぜひ聞いてください。 |
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■ 宇宙人における人間の位置 |
2015年09月25日(FRI) |
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プレアデス、シリウス、アルクティールス、太陽惑星系、そして地球地底人に至るまで、色々な宇宙人がいるようですが、宇宙人における人間の位置はどの程度のものなのでしょう。
ステルス戦闘機もUFOも、ナチスの高度の科学も、ほとんどが宇宙人からの知恵入れだったということですので、そうなると宇宙人は地球人よりも知的にかなり優れているのかもしれません。
しかし宇宙原理はたった一つしかありませんので、どんなに優れている宇宙人でも、そんなに優れていない宇宙人や地球人でも、同じ原理で生きていることになります。
優れているものは、必ず、無からのエネルギーを反作用によって得ていますので、宇宙の優れた文明や科学は、それをメインにした構成をしているはずです。
物には大きな力はなく、意図によって、意識によってすべてが創造されていますから、優れた宇宙人の文明やありようは、意識圧によって保たれていると考えられます。
とはいえ、地球を支配しているらしい宇宙人のやり方には、テクノロジー重視の傾向が伺えます。
テクノロジーのみの発展はありえるのでしょうか、、、私はありえると思います。感情や創造性がなくても、理論と理知によって宇宙の相当の理解と応用に達することは可能かもしれません。
地球支配の上層部があるかどうかはわかりませんが、もしあるとすれば、今の地球が表現しているものとの同一性があるはずです。
地球や人類の現在の状況を見れば、それを支配している宇宙人は、感情活動は少なく、創造性も弱い傾向があるのではないでしょうか。
宇宙人的に冷たい宇宙人のイメージ。だから地球もそうなっています。
ただ、頭が良いので、人を支配するノウハウには長けているはず。強権をもって支配するようなことはせず、不安と恐怖によって人類を思考停止にさせ、意識が創造に直結させないようにして地球を運営しているのでしょう。
そう考えると、お金などの存在も、通貨発行のインチキによって一人だけ儲ける、、、ということが目的ではなく、人を支配する方法として編み出されたと考える方が自然です。
意識が創造のすべてであることを、さすがに宇宙人は知っているはずですので、人類自らが自らを縛って自ら奴隷となる、、、そういう方法による支配と思われ、それは相当成功していると思います。
なぜそのようなことをするのか、、、というと、地球の資源が欲しい、、というようなことを言う人がいますが、そんなことではないと思います。
ゴールドなどは元素転換によっていくらでも作れるのではないかと思われる。いずれそうした時代が来るでしょう。
人類支配の目的は物などではないのです。
宇宙における最高の意識は、たった一つの命を共有している意識です。これよりも強い意識圧はありません。
それは分類することをメインとする知的方向からでは限界があり、融和による一体意識でないと到達しない意識圧です。
なので、意識が高い宇宙人には低い意識の宇宙人を支配する考えはありません。
宇宙人に人間が支配されているとしたら、それは知的、テクニックとしての支配であり、人類意識の変容によってすぐにも解かれる構造をしていると思います。
支配欲求は神経症的欲求であり、自身の魂のこころもとなさへの不安が、他の魂を幽界へ誘うことで、その上下関係を永遠化したいからです。
情的、意識的に未熟で且つ知的優位に立つ宇宙人が、人間を支配しようとする、こうした構造がきっとあるのだと思います。
彼らの支配は、人間が自分から壁を作り、限界を感じ、自ら奴隷になってくれることによってしか維持できないのです。
物に真実の姿があるのではなく、意識が真実であることを、支配的宇宙人ももちろん知っています。なので、彼らの目的は、金や物的支配とは違います。
コンプレックスと恐怖から来るところの、魂の永遠性への不確かさを、人間を支配し、その魂と意識を心もとないものとさせることによって、自身の安定を得ようとしているのです。
そう考えると、人間の歴史で、不幸がなぜ多いのか、、、うまくいきかけるとなぜか邪魔が入って争いになっていくのか、、、、など、真の理由がわかってきます。
要するに、支配者が求めるものは、人類の不幸なのです。不幸と悲しみが多ければ多いほど、彼らは安心するのです。
それしかエネルギー源がないからです。それも、人間が自らそうなるように仕向けることで達成しています。
善良な日本人を支配するのは、悪質な一部の日本人であり、善良なロシア人を支配するのは、一部の悪質なロシア人であり、アメリカでも、イギリスでも、イスラエルでも、それはどの国でも同様です。
捕虜収容所の中でも、勝利者側の意向を組んだ仲間が、リーダーとなって捕虜を支配するのです。
そうすれば道理は通らず、通常の意識が通らなくなる道ができて、支配が簡単になるからです。
意識がすべてを生みだすことを、彼らは知っているのです。そして人間の意識を動物や下等の状態に保つことが何より彼らには重要なこととなります。
その方法が、宣伝であり、予定されて実行されるショッキングな出来事であり、戦争などの演出された恐怖です。そしてそのベースとしてお金への一極集中意識の継続。
まあ、本当に良くできていますが、それらは幻ですから、私たちの意識が変容していくことで、あっという間に消える運命を持ちます。
彼らが支配しているのではなく、私たちは自身を自縛しているのです。
気づいた意識に抵抗できるものなどないからです。宇宙人はとくにそのことを知っています。
時代がダマシ、インチキ、嘘に傾くのも、愚かな意識のままでいてほしい、、、という上の願いが、でたらめなものを数多く作っているわけです。
お金のインチキは際たるもので、あれはやはり紙切れなのです。こちらが勝手に価値があると思っているから、その幻想によって存在しているだけ。
みんなで、あれはインチキだった、、、となれば、一夜にしてすべてが変わってしまう。
お金が紙切れに化けても、まだ残るもの、、、それが価値あるものですが、すべての物が消えても、意識だけは消えませんので、これが実態です。
実態で生きる時代がいずれ訪れるのですが、その際に、情や複雑な感情を持つ人間の特性は、素晴らしい意識の乗りものとなって、人間でしかできない、素晴らしい作用を、宇宙に向かって投げかけることになります。
私は人間は非常に優れた宇宙人だと思っています。優れたとは、知的な意味ではなく、総合的で立体的な一体感に行き着きやすい、とてもかわいげのある存在ということです。
このように後の者が先になり、先の者が後になるであろう、というイエスの言葉には、人間の宇宙における可能性が含まれている気がしてなりません。
話しは、宇宙人の存在を借りて話してきましたが、いるいないではなく、対比の比喩としても、同様に考えることはできますので、宇宙人に抵抗がある方は、比喩としてお読みいただけたらありがたいです。
宇宙人は自身の知的怜悧さでもよく、また人類は自身の人の良さや、善意として考えてくださっても同じです。
今週の土日のMI池田山ハウスは、土日とも12時から18時までオープンしています。26日の土曜は、午後2時から「自身を表す声」にアプローチいたします。
あなたという存在を声で表現してみてください。
日曜日も無料セミナーを行います。やはり午後2時からです。内容は「自分を既定していたものから放す」と題してお話ししましょう。何屋、、、をやめると、、、
人は、友人の前で、、、会社の同僚の前で、、、親の前で、、、好きな異性の前で、、、もしかしたら、何屋になっているかも。
何屋があれば安心かもしれませんが、いつまで続けるわけにも行きません。ポーズをやめると何が出てくるか、、、そんな話しをする予定です。 |
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■ お彼岸 |
2015年09月23日(WED) |
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色々な人生観があると思いますが、どんな人生観を持つかによって、苦しい人生とも意味深い人生とも。
人は何を行ったかによって決まる面もありますが、何をどのように考え捉えてきたかが、実はより決定的なのです。
何をどのように考え、捉えてきたかで、結局は行動が決まってしまうからです。
考えてもない行動を私たちは決して起こしません。行きたくない場所に、何があっても絶対に行かないと思ったら、義務でない限り、そこには行かないものです。
私たちは自分の考えや感じ方の通りに大体は生きているからです。その際に重要なのは、日頃何を、どのように考え捉えているか、、、ということになります。
そこに大きな分け方があります。本日はお彼岸。彼岸とは、向こう岸、、、すなわちあちらの世と現世とが接近する日。
冬至、夏至、春分、秋分、、、年にそうした日が四回あり、人は昔から特別な日としてお祝いしてきました。 そのうち、春分と秋分が彼岸となります。
彼岸とは、悲願でもあると思います。人間の悲願として人生の意味を知ることは大きいはずです。
生きている人と死んでいる人との境が彼岸であるとするなら、お彼岸の日はその垣根が無くなる日でもあり、現世に生きている人は、死んでいる人と、常に一体を今なを生きている、、
そう思う人生観と、死んだら仕舞い、、、と思う人生観では大きな違いがあります。
死んでいる人とどこかで一緒に生きている、、、という考えがなければ、墓参りの意味も違ってくることでしょう。
死んだ人について考える人がいなくなれば、自然と無縁仏が多くなります。
実際、東京の古くからあるお墓には、参る人とていない無縁仏が多くなっているようです。
死んでいる人と共に現世を生きているという考えにおいても、墓の中に死んだ人が今もいるわけではないのでしょうが、思いでの記念碑としての墓としての大きさは、変わらずにあると思います。
墓を忘れるということは、私たちが死んでいる人達の総勢の思いの先端におり、自分を見守っている幾多の先人とのコミュニケーションを忘れることでもあります。
多くの宗教団体が、墓や先祖を重視するのも、そうした理由があってのことなのかもしれません。
宗教は別にしても、意識が普遍で生き通しなら、死んだ人は死んでなく、今も意識体として生き続けていることになります。
ご先祖様たちの個の意識は、さらに大きなものと一体になったにせよ、意識体としては決して死んでいません。
そう考える人生と、この世限り、、死んだらお仕舞い、、、という人生とでは、違いが出てくる、、、ということです。
原発の問題も戦争の問題も、原点にこうした考えの違いがあるのかもしれません。
民族はおおむね、自然な死生観をもっています。どの民族も大体は先祖を大切にし、今なをそれらの魂は生きていると考えます。これはどの民族にも共通しています。
しかし、近代国家という便宜によって作られた時代は、私たちの時代も含めて、死んだら仕舞い、、、の考えを当たり前のように印象付け、魂を奪うことで成立している業がそこにあります。
近代国家の成り立ちの根本には、人の魂を奪いとることで重要なものを忘れさせ、支配しやすい人間を作り上げる政策の基本があったと思います。
もちろん、すぐに死生観を変えることもできないでしょうから、時間をかけて徐々に真実のコピー化を行い、あたかもコピーが本物であるかのように思わせる文明が行きわたったのです。
どこに行っても同じ景色、、同じやり方、、、同じ物、、同じ人生、、、、
魂の感動がなくなった、それに代わるコピーとしての感動は、スポーツでの感動や夢の実現、、という代案に切り替わっていきました。
ことに夢の実現という切り札は効果的で、形の実現だけの貧しさと、今の充実を目的にさせない生き方を当たり前のようにしてくれました。
少年にとって野球選手になる夢はもちろん大切ですが、一人の夢の実現の下に、一体何人の少年たちの挫折があるのでしょう。
そんなことではなく、野球に触れた人すべてが幸福であると思う、そういうシステムにしていく方がベターです。
強い者、、、優れた者、、、持っている者、、、有名な者、、、それらへの価値が大きくなりすぎており、人間としての共通の喜びや当たり前のやさしさなどが、犠牲にされています。
そうした諸々の現象の原因の大本に、死んだらお仕舞いか、彼岸への思いがあるか、、、があるように感じられるのです。
私たちは大昔からの血縁などによって、今、先端の命を生きています。すべての先祖の思いの先端にいる、あらゆる先祖の思いを集約したところの、死者総勢からの期待を一身に集める存在なのです。
先祖の中には、金持ちも有名だった人もおそらくいたと思います。何百代もさかのぼれば、先祖の数は半端ではありませんから、きっとそういう人もいたはずです。
権力を持っていた人もいたことでしょう。となれば、総勢の思いの中に、そんな具体的な金持ちになれとか、有名になれというような期待が果たしてあるでしょうか。
私は無いと思うのです。そんなことではなく、お前には、お前にしか表現できないものがある、、、それを惜しみなく使え、、楽しめ、、、という以外になくなると思います。
金持ちの先祖も、有名だった先祖も、すでに死んだのです。死んだ後にそれが誇りとして残っているとは思えません。
しかし、遺伝子の中に確実に、喜んだ人生、、、ご先祖らしく生きた人生は、特別なものとして記憶されていると思います。
そうした深く魂に残る体験や記憶しか、遺伝子を書き換えることなどできないと思うからです。
遺伝子の残る記憶とは、すなわち、自己実現した喜びの記憶以外にないということです。
全ご先祖の期待を一身に受けてこの世を生きている私たち、、、そのあと押しへの思いは、お前はお前らしく生きなさい、、、ということに他ならない。
ホロスコープにはその人の本当にいろいろな面があらわれ、同じ人は一人としていません。
しかし、そのホロスコープを読み解いても、当たっていない人がいる、、、それはホロスコープに表されている表現への期待に関心を持たず、どこかの人間や社会が考えたルール以外に関心が無い人に多いのです。
要するに自分を生きてない、、、金がないと将来の老後が不安とか、一応の大学を出ておかないととか、、、形にこだわっている。
星が期待しているもの、、、先祖が期待しているもの、、、それは形では決してないのです。
表現です。新しい表現なのです。その人にしかできない、、、一言でいえば、その人の、その人の人生の芸術化以外にないのです。死者の世界からの要望は、個性的に生きなさい、、ということです。
それによって、死者の世界が沸き立つのです。喜びに沸き立つのです。するとあちらの世で起きたことは必ずこちらの世でも起こるので、あなたの元に大きな喜びが戻ってくる。
私たちは生きている人間だけを怖がり、それに合わせようとして、四苦八苦している。そのうち、段々と回りのことばかり考えて自分を持とうとしないから、魅力が無くなっていく。
金を得て魅力を失う、、権力を得て魅力を失う、、、人望を得て家族からは嫌われる、、、良い人だと言われて本当は悪い人になっていく、、、
そうしたことが起きてしまうのです。先頭に立って、自分を表現する、、、それによって死者が沸き立つ、、、その応援なくして、人は幸福になどなれない、、、ということを、どんな民族も本当は知っていたのです。
そしてそうした事実を本当は知ったもののそれができない一部の人たちが、人類の魂を人質にとって近代化が進んできた、、、そう考えると、歴史がわかりやすくなります。
大不況が起こる、、、戦争が起こる、、、原発が爆発する、、、そうした不幸がなぜ起こるかの根本の原因がわかってきます。
それらに対抗するのは、個の芸術化以外にないのです。
芸術化というと大げさですが、要はご先祖集団が喜ぶ生き方をするかどうか、、、、形ではないのです。あなたにしかない個性が、今の自分の顔、体と同様に形の上でもある。なのに、私たちは、さらに個性化がある心や生き方にそれを応用しない。
顔や体が違う、、、それ以上違う魂や心をベースに人生を生きようとしない。
どんな不幸も、どんな限界も、どんなショックも、すべて自分の個性化の、芸術化の味付けになるというのに、形にこだわる私たちは、金がない、、人気がない、、家柄が悪い、、というような、形に限界を感じ、形だけにこだわる人生に変えてしまう。不幸など本当は存在しないのです。
あなたにあるあらゆる不幸的な要素、、、それさえなくなれば幸福になれる、、、という迷信と誤解を今すぐ捨て、それらの一見不幸に見える事柄は、味わいとなる個性化に欠かせない、、、という観点から自分を見れば、誰もが、実は芸術家であり、人生の目的そのものが、自身と自身の人生の芸術化にある、、、となることでしょう。
本日の彼岸、、、彼岸にこそ、あちらの世とこちらの自分との接点において、自身の存在のありようを、芸術化を誓うことで、喜びの日にしたいと思います。 |
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■ 土星いて座に |
2015年09月18日(FRI) |
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本日のお昼頃、土星はさそり座を抜けていて座に入ります。これでもうさそり座に戻ることはなく、今後二年以上、土星はいて座を運行することになるわけです。
いったんさそり座に戻った時期をやけに長く感じましたが、本日をもってさそり座土星は終了。さそり座やおうし座の第三デークの人はかなりきつかったと思います。
今度はいて座とふたご座の人に試練が訪れるわけですが、強行採決される安保法案は、さそり座といて座をまたがった形で決められることになるわけで、先行きの不安定さを感じます。
安保法案決定を急ぐにはきっと理由があるはずで、軍事面で予定されていた突発的事件が近いのかもしれません。
予定されている突発事件というのもおかしな表現ですが。何事も偶然には起こらないのが政治の世界です。
しかしいて座に土星が入ってくると、国際情勢は緊迫すると思います。おとめ座の木星とも90度となるわけで、この秋には大きな変化があるかもしれません。
実際にはすでに行き詰っているからきな臭い雰囲気が出てくるわけで、長く続いた安定が一時的に脅かされる状態が日本にも訪れるのかもしれませんね。
何があっても、結局は私たちが作りだしたものなのです。現実は意識によって作られるのですから、私たちが常にそれを作っているのです。
宇宙の果てはどこか、、、という物理的な問題がよく関心の的になりますが、宇宙は意識によって常に作られているとなれば、限界もへったくれもありません。
現実もそうなのだと思います。常に自分の意識から現実が生み出されていく、、、その現場を見た、、、という方からメールをいただいたこともありますが、確かにそういうものなのでしょう。
詳しいことは私にはわかりませんが、きっとそうなのだと思います。宇宙も常に作られているのです。果てがどこか、、、というようなものとは違うのです。
大本は意識です。
微細なものにしか本当の影響力はないのです。微細なものにしか現実を動かう力はないのです。
みなさなんは体のどこかに、痛い、、、張る、、、つらい、、、という個所はあるでしょうか。
強烈なツッパリや痛み、、慢性的な痛み、、、そんじょそこらの方法で治るわけがないと大方は思います。
しかし、これ以上ソフトなタッチはない、、というくらいにやさしく、触れるか触れないかの強さで、患部をさわってみてください。
そっと、そっと、、、おなかが痛い時も頭が痛い時も、そっと、そっと、そっとタッチしているかしていないかの感触で、そっとふれてみると、何が起こるか、、、
大体の痛みは治まりますし、ほとんど治ります。まさか、、、そんな馬鹿な、、、という思いの人は、その思念ゆえにそうしたタッチができないのです。パワー信仰者です。
物理的で現実的なものへの信奉が強いと、ソフトタッチができなくなる、、、意識圧への信頼があると、触るか触らないかの世界がわかってくる。
微細なものにしか本当の力はないのです。手先の微細な動き、タッチに大きな可能性があります。チューナー振動がいろいろな奇跡的なことを起こすのも、微細だからです。
戦車や大砲や核に力があると思うのはパワー信仰が生み出した誤解です。パワー信仰の大本には、死んだら終わり、、の誤解があるからです。
意識からしかエネルギーがわかないということなら、物体は結果であり、現実ではないのです。
意識が現実でありリアルであれば、人間の意識は不変で死ぬことはありません。
無からしか本当の力はやってこない。なので、微細なものに頼るのがいいのです。
微細なものを動かす、、、意識圧が最高のものですが、この世の現物を動かすことで、私たちは作用を行えます。
この世の現物をどのように動かしてもそれ自体には力も意味もありませんが、作用としての意味があります。作用があると、宇宙の無が反応するのです。
それが本当の力です。その際に、原爆投下の作用がもたらす反作用と微細な動きや働きがもたらす反作用には逆転が起こるのです。
この世のもっとも小さな者にしたことは、もっとも大きいのである、、、というイエスの言葉はその通りなのだと思います。
原爆と正反対の小さな、微細な意識が強いものをもたらすのです。強い反作用をもってきます。
小さな微細なものを信じるのは、大きな無を知っているからです。微細なものを知らない人は、パワーしか信頼せずに、平気で愛や友情や思いを裏切ります。
そして原爆的なるもので、周囲を破壊していきます。
微細なものに本当の力があることを知らないからです。
これは口先の話しではなく、微細な作用を織りなすことで、文化的に、芸術的に、幸福に人は生きられると思います。
痛みもそれで治ります。この世の仕組みは逆説になっているのです。
微細な刺激による大きな創造の時代を開かなくてはもう危険なのです。
食べ物も、衣服も、住居も、町も暮らしも、、、微細意識による再構築で、私たちは危機の時代を乗り越えることができるのです。
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