<< 2015年 12月 >> |
SUN
|
MON
|
TUE
|
WED
|
THU
|
FRI
|
SAT
|
- |
- |
1
| 2
■
| 3
| 4
| 5
| 6
| 7
| 8
■
| 9
| 10
| 11
| 12
| 13
| 14
| 15
■
| 16
| 17
| 18
| 19
| 20
| 21
■
| 22
| 23
| 24
| 25
■
| 26
| 27
| 28
| 29
| 30
| 31
■
| - |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
<< 前の月
/ 次の月 >>
|
■ 年末年始、及び事業引退のご挨拶 |
2015年12月31日(THU) |
|
年末年始、及び生き方変更のご挨拶
今年も大勢の方に大変お世話になった一年でした。明日から2016年となりますが、私はこれまでの生き方をここで変えようと思っています。
具体的には事業的な事柄から遠ざかり、一個人としての生き方を重視していくことに決めました。事業は好きですし、それなりに実績も残しましたが、いつまでやってもキリがありません。
ビルを建てたいとか、大きな会社にしたいというような思いはもともと稀薄でしたが、ここに来て、もっと別の生き方がしたくなってきました。
2015年はことあるごとに今後の方針を易などで占うと、何もするな、、、とのメッセージが何度も出てきた年でもありました。
そうは言っても、何もしないのは難しく、会社もあれば従業員もいるわけですから、すぐに止めることなどできません。
しかし不思議な展開が続き、別の生き方への希求が高まって来たのです。
時代もこれから急速に変わると思います。その流れをじっと見つめたい、、、との思いも強く、決断した次第です。
先日安倍さんが慰安婦問題で突然に韓国に謝罪したことなど、これまでの流れとはまったく違ったものがすでに出てきています。流れの大本に大きな変化があったのだと思います。
もしかしたら、早ければ来年あたりにでも、駐留米軍が日本から引き上げることすらあるかもしれません。私たちが考えてきた歴史とは違った動きがこれから出てくると思うのです。
私は海外の国々がこれから行き詰っていく中で、日本は最後に残った希望の可能性が高くなると思っています。
大本には、軍事でもない、経済でもない、金融でもない、、、継続可能で健康的な生き方をベースとした文化の時代が希求される背景にあると思います。
時代は間違いなく文化の時代にシフトを開始しているのです。ただ、その前に、行き詰った国々が突発的な出口を求めて、戦火を起こす可能性はあります。
存亡の危機にあるイスラエル、サウジアラビアなど、中東の危機の可能性はまだ高いかもしれませんが、何があっても時代が逆転することはない、そのことを今回の安倍さんの謝罪は示しています。
謝罪したことを間違いとする考えもあるかもしれませんが、これは日本が負けたのではなく、むしろ反対だからこうしたことが起きたのです。
韓国も世界も追い詰められているのです。だから、日本は威張ってはいけないのです。
易の中に山が崩れて地になってしまう、、、という不吉な卦があります。山地剥という卦ですが、この一番上の上爻は、不吉というより、大木に喰われることなく残された果物、、、の意味で、衰滅の世に最後に残った大人物という意味があります。
日本が大人物であるとも思えませんが、世界が追い詰められていく流れの中で、日本だけがされた希望になる、あくまで可能性ですが、それが突如出てくることになるのが2016年だと思っています。
最後の希望である以上、覇権を競うとか、金融を独り占めするというような形ではなく、全体の希望として、持続可能で健康的なライフを保障する、文化立国をなさなければ意味がありません。
私は実はそうなると以前より思っていて、ついにその時が始まる期待で胸が膨らんでいます。
そして私自身、まず自分の生き方を変える、、、、と言っては大げさになりますが、そんな思いでいるのです。
私がこれまで事業的なことも含めて行ってきたことを、もう一度考えてみますと、まず、占星術の世界からスタートしました。これは物事を考える際の基盤となり、本当に素晴らしいものでした。また、占星術入門から中級及び、上級のアスペクト編まで作りましたので、形の上でも世に残すことができました。
また、占星術の先進国であるか後進国であるかは、その国の天文歴があるかないかで決まるのですが、日本の天文歴を作って世に出したのは良い思い出となっています。日本で活躍されている占星術師の皆さんのほとんどは、おそらく私の天文歴をお使いになってくださったと思います。
次に占星術のコンテンツ化を真っ先に始め、私が作った占法の仕様の方式があらゆる占星術コンテンツのベースになっていると思います。これも占い文化に多少の貢献はしたのではないかと思います。
次にメンタルなエッセイを出版していただき、それがベストセラーとなり、人生相談につながっていきました。現在でもその流れは続いていて、ラジオやテレビでの人生相談となって今に至っています。これは個人的な分野でも対応できますので、今後も続けていくつもりです。
次に始めたのは、和歌の披講でした。突然別世界に進んだわけですが、これが後になって意味を持ってきたのですから無意味なものはないとつくづく思います。
星と森国際短歌大会を13年連続して行いました。選者は中島宝城先生と今は亡きジェームズカーカップ先生という最高のレベルでした。
さらに星と森披講学習会が作られ、これは今も続いている、民間ではまれな披講の学習会となっています。私は名誉職のみで今は出席はしておりませんが、民間とは言え、指導者に恵まれ、実力はかなりのものがあると思います。
この披講の学習から、倍音、母音の世界が開け、そこに確信的な意味を抱くことになったわけです。その結果、ある周波数を恒常的に出現させ得るものとして、音叉に着目し、世界最高技術を持つニチオンに御願いして、MIチューナーを世に出すことになりました。
倍音、母音、周波数は、これから、いつになるかはわかりませんが、必ず、特別な重要性をもってくると思います。チューナー発売はこれまでのような組織的な形は取りませんが、お求めに応じてお譲りしていくつもりです。
チューナー開発と同時にその内容についてのセミナーなどを周期的に行ってきましたので、専門的なセミナーの卒業生は立派に育った方が多いと思っています。皆さん優秀で、すでに私を凌駕した技術を習得された卒業生が多く、チューナー理論やチューナー使用法についても、あとは任せたほうがベターであるとの考えに至りました。
もちろん、私の方でもさらなる知恵やさらなる展開が見えてきた際には、個人的にお教えしたり、ミニセミナーを開くなどはあると思いますが、前もって、計画的に何月何日に行うので、予約してください、、、的なやり方はやめようと思います。
ある日、あるとき、天の時を感じた時、ブログなどに、あさってやりますので、来たい方はいらしてください、、、、というような極めてアバウトな方式に変わっていくことでしょう。
ただ、その分面白いものが出てくる可能性は高くなる気もしますが、まあわかりません。
そのほか、母音トーニングは本当に重要です。また、飯島先生から学んだフリーエネルギーの考えから編み出した、ローソクストーブやポンポンマッサージなどは、すでにその形を大勢の方に開示しておりますので、いつか、必ず、歴史のどこかに残っていくことでしょう。
となると、もう私が無理しながら維持するものはない、、、という結論にも達した次第です。
今後は自由な立場で、また色々なことをおそらく考えてしまうとは思いますので、私自身の成長や学びが、多くの方と共有できる場を、小さくても作りたいし、ブログその他での情報でそうしたやり取りもしたいと思います。
このまま、年を取りながら、売り上げがどうの、採算がどうの、、、という中では、むしろ不自由なものを感じますので、ここいらで、自由な立場になって私自身が成長することで社会の役に立つことができたら、、、できるわけないかもしれませんが、せめてそういう姿勢でやりたいと思っています。またわかってくださる人の輪も作りたいです。
今年から始めた池田山スタイルについては、これは私の趣味というか、自己表現の一部であり、売れようが売れまいが、最初から構わないというスタンスでやってきました。
麻の下着類、ふんどしパンツ、カーテンブラジャー、腰巻、一枚布のふんどし、など、未発表のものがたくさんありますが、脚を細くするおしゃれゲートルやアームウオーマー、麻帯、 前掛け、冬用コート、さらには一枚布など、ワードローブもそろいつつあります。
これはいつか見事なパフォーマンスとしてお見せしたいと思いますが、あくまで自己実現での話しなので、むしろいつまでも続けるつもりいます。
以上、長くなりましたが、マドモアゼル・愛事業展開終了のお知らせとさせていただきます。 なお、現在、の体制は3月末までのスケジュールがすでに決まっていますので、3月末までは基本的に変わることはありません。マドモアゼル・愛公式ショップのカートも現在と同じスタイルで3月末までは続きます。
ただ、ポイントについてですが、現在、カートでのお買い上げの際に、ポイントが付いておりますが、ポイント制を2月末をもって廃止します。
現在お持ちのポイントは3月からは使用できなくなるため、お早目にお使いください。現在、上限なしでポイントをお使いいただけますので、何かで消化しきってくださいましたら幸いです。
これまでは5000ポイントの上限設定があったようですが、現在から2月末まではあるだけ、自由にお使いいただけますので、よろしくお願いいたします。
毎回、3月末と12月末には、次回のセミナースケジュールなどアップしておりましたが、上記の状況により、今回からセミナースケジュールの発表はなくなります。
セミナー自体は、これからも、やるケースは出てくると思いますが、前述しましたように非常にアバウトなやり方になります。どうかブログでチェックをお願いします。
チューナーの発売については、今後も基本は続けますが、欠品となったチューナーは再び作らないものも出てくるかもしれませんので、どうしても手に入れたいとお思いのチューナーがありましたら、お早目にお求めになるか、ご連絡をお願いできればと思います。
池田山スタイルの発売については、現在は少なめの扱いですが、ワードローブが整い次第、発表もかねて来春以降にお披露目の機会を作りたいと思っています。麻服についてはライフワークであり、これからもずっと続けるつもりです。
なお、MI池田山ハウスは今後も当面の間は土日オープンしています。新年最初は9日の土曜から。10日の日曜もです。2日、3日はお休みさせてください。
以上、お知らせも含む内容になってしまいましたが、長らくのご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、今後フリースタイルとなります私の変容と輪作りに、末長いお付き合いをいただけますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。
では、みな様、どうか良い年をお迎えなされると同時に、新たな年が多くの幸運をみな様にもたらされることを祈念して、ご挨拶と代えさせていただきます。
2015年 12月31日 マドモアゼル・愛
ポイントが2月で消去されます。現在上限なしでポイントが消化できます。ぜひお使いください。 マドモアゼル・愛 公式SHOP |
|
|
■ 来年起こること |
2015年12月25日(FRI) |
|
2016年のハイライトは何か、と問われたら、世界不況とその混乱。ただし、日本は違った展開に。というのが私の予測です。
この年の瀬も押し迫ったとき、アメリカは金融政策を変更しました。ほぼゼロ金利だったものを0.25-0.5パーセントにアップしたわけです。
いよいよアメリカがゼロ金利政策から脱出を試みるという世紀の展開、と言ってもよいでしょう。
0.5パーセント、、、なんていうと、何だ大したことないじゃない、、、という印象を持たれる方も多いと思います。
しかしそうではないのです。これまでのゼロ金利、、せいぜい0.1パーセントだった金利が0.5になるということは、金利負担が突然5倍に膨れ上がることなんです。
金利上昇の危機は、このように上がり初めてに顕著です。3パーセントだったものが4パーセントになるよりも、危険度が高くなります。
イエレンは来年はさらに4回金利を上昇させると言ってますので、来年もしかして1パーセントや2パーセントにでももしなったら、金利負担は10倍、20倍となるわけです。
景気がよくて、景気の過剰を冷やすための冷やし玉としての金利上昇なら耐えられるでしょうが、このところの資源価格低迷での金利上昇です。
途上国はどこも資源価格高騰でもってきた面が大きいのです。資源価格がこのまま高止まりする、、、という安心感の中で、先進国の金融勢力は一斉に途上国に資金を投下し、突然の好景気を演出していました。
多くの債権が売られ、そのどれもが、途上国の未来を夢見た内容。こぞって石油開発に関係した債権、資源に関係した債権を金融商品として売りさばいたわけです。
しかし、石油に見られるように、資源価格は暴落。そうした背景の中での金利上昇とは、一体何を意味するのでしょうか。
答えはデフォルトです。来年は途上国でばら撒かれた資金の回収に耐え切れないデフォルトが至るところできっと起こります。
中南米はとくに危険で、ブラジル、ペルー コロンビア、アルゼンチン。先進国が貸し付けた債権がデフォルトとなり、回収不可能なものがかなり出てくるのではないでしょうか。
債権回収がダメなら、次に損害を被るのは先進国の銀行です。こちらもアウトになりかねない。その連鎖が2016年のどこかで見られるはずです。
なぜ、アメリカはそうなることがわかっていて金利を上げて資金回収を図ったのでしょうか。
これまでの金融や経済、軍事をめぐる状況が変化したためではないでしょうか。
アメリカは世界の警察官をやめたというのは、今となってはうなづけますが、アメリカはケンタッキーの我が家に戻ろうとしているのだと思います。
小さな国家、つつましい生活、みえをはらない生き方に、急速に変化しだしたと見ています。
それでもトランプ氏が大統領になるようなことにでもなれば、そうはならないかもしれませんが、大きな流れはケンタッキーの我が家に向いていると思われます。
時代の変化を悟って、どこも内向きの政策に変更していくのです。金融ビッグバンや世界を相手にした詐欺まがいの金融政策は終わり、実物経済に見合った金融へと急速にシフトしだすことでしょう。
それが、今回の金利上昇の決断そのものだと思うのです。
中国に期待する向きもありますが、私は一度もそう思ったことはありません。あまりに拝金主義が強い点と、急速に発展した社会インフラ。
ビルの山、道路の山、ものすごい近代化。そんなお金が中国のどこにもともとあったのでしょうか。海外からの資金投下があったからに決まっています。
そのほとんどが、中国の輸出が低下した際には、突如不良債権と化す、そういう形の発展だったのです。
自前のお金ではない形での社会インフラの急速な整備は、いったん歯車が逆に回り出したら、もろくも崩れ出すことになるでしょう。
ドル金利がアップし、その金利負担に耐えられない、、、輸出が資源高で好調であればどうにかなるけど、そうではない。
金融勢力がアジアや南米の発展を右肩上がりに計算し、それを根拠に色々な債権を売り出した、その付けが来年悲劇を迎えることになるでしょう。
アメリカ金利上昇はそうした流れのスイッチを押したことになるわけです。
世界が総量規制に入ったわけで、借金で運転していた国はやられて生きます。
最後はアメリカ本体もそぎ落とされるようにして弱体化するでしょうが、アメリカにお金を貢いでいた国は日本です。
世界はすべて債務者。日本は債権者という構図が突然目だってきて、日本の時代のプロセスが開始されていくことになると思うのです。
詳細については、マドモアゼル・愛 希望の2016年を占う、、、を楽しみにお待ちください。来年一月の発売になりそうです。
灘を去る、縁起としての赤の麻製のふんどしパンツ。好評でして、残りわずかになっています。
明日の土曜、日曜と、MI池田山ハウスでも多少は用意してあります。ただし、LとLLはすでになく、Mサイズのみになります。
マドモアゼル・愛 公式SHOP
明日の土曜日は、久々に無料セミナーがあります。午後2時半から、開運掃除について。
あさっての日曜の無料セミナーは、こちらも午後二時半からで、今年一年を無事に消化する「棺桶瞑想」を行います。参加者には一度死んでいただき、再生した新たな気持ちですっきりしてもらいます。
月曜日は今年最後の有料セミナーがあります。目黒お不動様ツアー。こちらはすでに定員ですが、とても楽しみです。お昼に池田山に集合です。よろしくお願いいたします。
さて、ローソクストープの原理と作り方をお知らせする、、、と前回語りましたので、下記に動画でアップさせていただきました。どうぞご覧ください。
|
|
|
■ クリスマスの思い出 |
2015年12月21日(MON) |
|
昨晩は冬至の妖精祭があり、夜遅くまで参加者と楽しみました。18名のミニパーティでしたがとても楽しかったです。
一年を振り返って、一人一人が、ゆったりした流れの中でお話しをされてくれました。
ゆったり気分は、部屋に置いたローソクストーブのせいと、その火をみつめながら、お部屋を暗くしたことで、恥ずかしさが消えたためだったかもしれません。
ローソクストーブの原理は、ストーブの下部のレンガ台にローソクを灯します。ちょうど昔の釜戸のイメージです。両サイドにミニレンガが置かれ、その上に小さなお茶碗を置きます。
すると小さなお茶碗の下にはローソクが灯されていますので、お茶碗の中の空気がとても熱くなります。
熱くなった空気はお茶椀表面から、また、下部から外に出て上昇します。
その際に小さなお茶碗の外側に大きな鉢を置いた構造になっていますので、鉢の外の空気の温度と小さなお茶碗から出てきた温度に差異が生じ、対流などの自然現象が起きるわけです。
そこまでは科学的にも間違いないことだと思いますが、私は単に対流が起こるだけでなく、そこにエネルギーの吸引現象が起きると思っているわけです。
暑い空気と冷たい空気がぶち当たることで、そのギャップを埋めようとして、エネルギーが吸引されるのです。
すべて宇宙の法則は、ギャップを埋め合わせする際にエネルギーが吸引される、、、ということでもあると思いますので、ローソクストーブには、エネルギーが注がれることになるわけです。
もちろん、科学的に認められている話しではありませんので、その点は私の考えとして受け取ってください。
煙突なども、吸気と排気を同時に行っているわけですから、熱い空気と冷たい空気が通る筒となり、煙突周辺には吸引エネルギーがたくさん出ていると私は考えます。
箱に煙突をつけて内部を燃やすとストーブとなるというのは、何とベンジャミンフランクリンが確か考えついたことだったと記憶していますが、凄い発見ですね。
それと同時に煙突には、私は吸引化されたエネルギーがたくさん集まると思っていますから、煙突がある暖房装置の家は、その中にいると、まるで丸木小屋にいるようなまったり、ゆったりした気分になるとおもうのです。
ローソクストーブも同様ですので、お部屋を豊かで、まったりゆったりした空間に変えてくれる気がするのです。
昨晩はローソクストーブを5台も灯したので、まるで山小屋にいる気分でクリスマス会を楽しんだ次第です。
ローソクストーブの説明が長くなってしまいましたが、今年は販売はありません。簡単に作れますので、近々に作り方を伝授いたしますので、関心がある方はぜひお作りください。
さて、そんな山小屋気分の中で、私は昔のクリスマスの思い出を話しました。
ひとつは、昔、ルネヴァンダール先生がイギリスに留学されていた時の話しです。
先生はおひつじ座らしく、フェンシングなどがお好きだったと記憶していますが、留学の目的は、築城学であったと思います。確か、そう言ってました。
しかし、当時の日本の円レートは安く、日本円をいくら持ちだしてもそんなに豊かな暮らしなどできる状態ではなかったのでしょう。
まだ20代だったルネ先生は一人寂しく、イギリスでクリスマスを迎えたことがあったと。
寂しさから街を歩いていたとき、老人が話しかけてきて、ルネ先生に金のきれいなボタンをクリスマスプレゼントしてくれた、、、、
あの時は本当に慰められた、、、そんな話しを何度か伺ったことがあります。エミールシェラザード先生に伺えば、おそらく話しの確認は取れると思うのですが、いつもお会いするたびにそのことを忘れてしまい、毎年、クリスマスが来てしまいます。
そしてクリスマスが来るたびになぜかそのことを思い出す、、、そんなことをもう何十年もやってきているような気がします。
ルネ先生の体験談に影響されたためか、以来、日本に来ている外国人が、クリスマスの晩に一人で食事などしているのを見ると、なんだかとてもいたたまれない気持ちになり、私も声をかけさせていただいたことがあります。
クリスマス会が終えた後、ホテルのレストランでお疲れさん会でドリンクを飲んでいるとき、隣のテーブルで一人で食事している外国人がいました。もう10年以上前の話しです。
帰り際にそっと肩に手を触れて、メリークリスマスと挨拶したら、外国人は突然目を潤ませて、ありがとう、、、と嗚咽しそうになったのです。
異国の地で迎えたたった一人の寂しいクリスマス、、、
何気ない一言がきっと心の奥に届けられたのでしょうか、、、なんだか、二人でお祝いを共有した喜びを私も感じました。
そしてルネ先生が私にくれた、それが毎年のクリスマスプレゼントにもなってくれているわけです。
人のつながり、、、それは強固なものもあれば、稀薄なものもあります。たとえ稀薄であっても一時の共有の喜びは、生涯残る思い出にもなりえるのですね。
皆さんの中にも、豊かで、幸福なクリスマスを迎えらえている方もいれば、もしかしたら、一人で寂しく今年のクリスマスを迎えねばならない方もおられることでしょう。
それでも一人一人が心の中で、ひそかにでも、お互いに、メリークリスマスと伝え合えるとき、不思議なありがたさと喜びが訪れてきて、あたかも、その間に、イエス様が微笑んでいるような、美しい誤解すら生じることがあると思えるのです。
私からは何も皆さまに差し上げることもできませんが、先日、有楽町で撮影したクリスマスイルミネーションの映像をアップさせていただきます。
小さな光が皆さまの心に届くことを祈っています。
メリークリスマス!
|
|
|
■ 見えないところで進んでいる大変化 |
2015年12月15日(TUE) |
|
火星と天王星の緊張状態もどうやら無事に過ぎ、私の予想がはずれて本当に良かったと思います。
しかし内部的に緊張は進んでいると思われ、テロなど起こす力が急激に弱体化しているのかもしれません。
いずれにしても良いことなのです。来年は後半に行くほど良い年になるかもしれないという予想は、悪い人たちの力がそがれることと関係しています。
悪い人とは、人を不幸に落とし込むことで儲けたり、力を得ようとしている人たちのことです。
福島の悲劇はどうにもならない大きさですが、県民を苦しめているのは、不幸を餌にして金儲けする力が現存しているということを目のあたりにしたことの悲しみが大きいのです。
しかし、こうした力がだんだんと動きにくくなっている状況が世界的に進んでいます。
日本が良くなるという根拠も、まず、福島の放射能問題が隠しきれない形で公になっていくこと。さらに、金融の腐敗とそうしたことにかかわる勢力の限界が近づいていること。
様々な情報開示が漏れてきて、私たちは国や権力の実態を垣間見ることが大きいと思うのです。それは来年のことでしょう。
予想を超えた腐敗、予想だにしなかった体制の中身、企業実態など、国民を驚かせることがたくさんでてくると思うのです。
そうなると同じことを続けることはもう不可能です。日本は急激に舵の方向を変えるはずです。
世界も同様です。シリア問題を契機にして、世界の構造は大きく根底から変化しています。日本のマスコミはあまり伝えませんが、アメリカがその支配力を失い、代ってロシアが台頭し、ユーラシア構想の中に日本も急速に取り入ることになると思います。
オイルや石炭の価格の低下が大きく、見えないところで大きな力の構造の変化がスピードアップしています。
金融もついに債権市場に嵐の予兆があり、株式、為替の変動ではどうにかデフレにすることで体制を維持してきたことにもついに限界が来るのが来年でしょう。
債権市場に混乱があれば、それを止める力はどこからも訪れません。債権が最後の砦であり、それが崩れ出す音が近づいています。
国債の前に石油関連の企業債権からそれは始まると思います。
中国の時代を誰もがイメージしてきましたが、私はそうではないと前々から思っていました。どうなるかはわかりませんが、中国の拝金主義はやはり度を越したものがあり、金持ち連中の我さきの逃げがすでに始まっている気配が濃厚です。
米中共倒れの構図がすでに始まっているのではないでしょうか。
日本がいち早く立ち直るという根拠ですが、すでにバブルを経験していることがまず大きいのです。世界はこれからその洗礼を浴びるわけですが、日本の時のようにはいかない気がします。
世界はだから大荒れになるのです。日本も影響をもちろん受けますが、電力の自由化、送電の自由化が来年ありますから、これは大変なインパクトを与えるはずです。
なぜ、安倍さんがこれを行ったのか、いまだに私にはわからないのですが、結果オーライで、これは大変な政策変更であり、原発の息の根を止めることにもなります。
なぜ安倍首相がやったのか、本当に不思議です。
電力自由化は結局はフリーエネルギーの時代を築く鍵ともなるので、そのインパクトは時代精神を変革させる目覚めさせる力を持っているのです。
あと、来年になると安保法案の実質形骸化及び、TPPも、あれは一体何だったんだ、、、という急速な陳腐化が起こると思うのです。流れはその方向に行っています。
クリントンの言動の変容を見ていれば、世界の大本で何が起きているかが、わかると思います。
戦争屋と呼ばれる勢力は日々力を失いつつあり、コメディアンのようなトランプ氏が共和党に立つことで、一層陳腐化して終えていくものと、新たなものの誕生が見事に対比されていくでしょう。
私たちの意識もこうした流れを急速に感じだし、終えていくものの匂い、雰囲気、態度などに敏感になっていくと思います。そして急速な人離れが、全時代的権力に対して突然のように起こりだすのです。
まるで、江戸時代の終焉を告げる、ええじゃないか、、と似たような感じでしょうか。
あいつは悪いからやっつけろ、、、、では、もう世界は動かなくなるということでもあります。
さて、話しは変わりますが、木曜日の夜の8時からテレビ東京で和風総本家という番組があるらしいのですが、MIチューナーを私と共同開発して製造している、ニチオンが音楽用音叉製造で取り上げられるということです。
とても楽しみです。相談役がおそらく出演されることでしょう。MIチューナーは相談役が最終チェックを一本一本行い、チューナーの又の部分に傷をつけながら、音を調整していきます。
その模様も見れるのかしら、、、楽しみ。
海外のチューナーはほとんどプレスしっぱなしの工業製品ですが、ニチオンの音叉は天才職人の手と耳が携わっているのです。それは音の品性にはっきりと現れます。
さて、また話しが変わりまして、年末のイベントとして、今週末に、「マドモアゼル・愛 希望の2016年を占う」と題して、レポート発売予定です。
また、麻の赤いふんどしパンツを作りましたので、限定となりますが、年末につき、発売いたします。
赤いパンツで難を去る、、、来年はサル年ですので、赤パンツです。
これは世界でも同様の習慣があり、以前、ヒデとロザンナのロザンナが、やはり自国では、大晦日に赤いパンツをはいて寝ると次の年が幸運になる、、、という風習を語っていたのを聞いたことがあります。
とくに来年はサル年ですので、今年の大みそかはぜひ、麻製の赤パンツ、もしくは赤ふんどしでお休みください。
今週末までにご案内させていただきます。 マドモアゼル・愛 公式SHOP |
|
|
■ 気になる12月11日 |
2015年12月08日(TUE) |
|
今年が残念なことにテロの年になるという予感は占星術師には皆あったと思います。
春分図における火星、天王星の緊張がその暗示であったのですが、この12月11日の新月にもタイトに二つの星は緊張状態を高めます。
火星は正確なアスペクト状態より、分離して離れていく際に事件を起こしますので、12月11日よりも多少あとになる可能性はありますが、気になる星の配置ではあります。
今年の最初に私もテロの危険を占星術の立場から語りましたが、テロ、その他の悲しい出来事ですべてが悪くなる雰囲気が一時的に出るが、それは悪いものが終えていく形での終息が近いというようなニュアンスで語った記憶があります。
その考えは今でも同様です。思えば、911、、311も偶然とは言え、11の日付でしたし、前回のヨーロッパでのテロも11月13日で1113と、11が強調されています。
春夏秋冬でいうと、春が311、秋が911で、秋負け、春負け、があったのですから、残るは夏負けと冬負けになります。そのようなことが確か出口王仁三郎かひふみか忘れましたが、あったような気がします。
まあ、大丈夫だとは思いますが、一応は注意はしておきたい、12月11日から13日ごろまでと、星の上では出ています。
こんなことを言うとなんだか暗い気分になりますが、私は来年を決して悲観していません。
劇的な転換があり、日本の運気は突出していくと実は思っているのです。
今こんなことを言うのも、どちらかというと万人総悲観ムードの中なので信じられない思いがあるのも事実ですが、自分の感情よりも星の運行が適切であったことが何度もあるので、それを信じるより仕方ない気持ち。
来年は後半に行くほどきっと良くなるのです。ただし世界はけっこう大変かもしれません。この二十年、世界はどこも良かったけど、日本はひどかった、、、その反対の様相が出てくるように思います。
それはなぜか、どうしてそうなるのかについては、また何度かにわけて年内に語らせていただきたいと思っています。 |
|
|
■ 妙な買い物 |
2015年12月02日(WED) |
|
初老の私がベビー用品売り場で、哺乳瓶やピジョンの乳首をたくさん買い求めたので、店員は奇妙な顔をされていた。
孫のためにしては、哺乳瓶やおしゃぶり用乳首の大量購入は謎である。
実は今度の土曜日に行うセミナー準備のための買い物でした。「甘えセミナー 赤ちゃんになっちゃおう」
多くの問題の基本にあるのが、満たされない甘え。甘えが満たされないうちは、人は本当の意味で大人になることはできません。
日本人は大人のふりが早い上に上手。そのため満たされない甘えはくすぶりつづけ、色々な問題を大人になってからも起こすことになるわけです。
愛されなく育っても、親以外の人から愛を知ることはできますが、満たされない甘えはよほどのことがない限りそうはいきません。
恋人に甘える、、、夫に甘える、、、、うまく行くケースも多いでしょうが、いつも満たされるわけではない。
現実の状況が愛情関係においても優先されますので、甘えの欲求は後回しにされます。
そしてくすぶった甘えの欲求を持ちながら、子を産み、親になっていく。
うまく行くほうが稀かもしれない、そんな状況が甘えの観点から見えてきます。
では、甘えを満たすとは、どういうことでしょう。簡単に言うと、ものすごいわがままを通すことであり、通せることによって、甘えの感情は満たされます。
お水が欲しい、、、、あん、早く、、、、ごめんごめん、はい、もってきたよ。お水。
やだ、遅い、もういらない、、、、ああ、ごめんね。じゃ温かいミルクにしようね、、、、
やだ、それもいらない。ごめんごめん、、、じゃ、お水をもってこれなかったパパをぶってもいいよ、、、、
はい、ぴしゃ、、、そこで子供は笑い出す。甘えは満たされたことになります。
これほどのものすごい構造が甘えにありますので、これを本気で満たすなど、至難の業であり、よほど親の意識が高いところにない限り、子供は甘えを満たすことは完全にはできません。
では、甘えが満たされずに不満を抱きつつ育った私たちは、その不満をどのように解決できるのでしょうか。
次の段階は、親や自分と密接に関係する人が、自分のことで、苦しみ、悩む姿を見ることによってなのです。
自分の理不尽な問題により、親や愛する人が、真剣に悩み、苦しむ姿を見て、子供というか、甘えが満たされずにそだった人は、安堵します。
わかった、、、許してあげる、、、という内的和解へ導くことで、満たされなかった甘えを終えることができるわけです。
幼少期の甘えが満たされずにいたなら、その子はきっと成長期に親を苦しめさせます。困らせます。そして、親がそのことで悩み、苦しみ、真正面から逃げずにいてくれることで、次の解決に導かれる、、、、こうしたケースが多くなります。
では、その際も親や愛する人が逃げたとしたら、、、大きな不幸をもたらすような形で運命の変転を周囲を巻き込みながら拡大させていくわけです。
甘え、、、、何と凄いものがあるのでしょう。
この重要性に気づかない現代人ですが、そのために多くの問題を引き起こし、エネルギーを消耗し、時代を不安定にさせているとも言えるでしょう。
心理的に一度退行し、甘えを満たす思いとは何かを実体験として得てもらうセミナーになります。
冥王星バイアスが非常に時代的危険をもたらしているのを感じますが、まさに甘えの充足以外に、こうしたバイアスを溶く方法はありません。
親に甘えられなかった人は、自然や宇宙の仕組みに甘えることが本当はできるのですが、どうしても、自分を取り巻く空間を支配することで、その虚しさを埋めようとしてしまいます。
金融の行き過ぎも戦争もいじめも、同じ原理が働いています。あらゆるパワハラですね。
国家自体が暴力装置となっている現状など、悲惨この上ないのですが、大本にはおっぱいの乳首を無理やり引き離された不満があるわけです。
甘えのお遊びでもいいので、ぜひ、親子、友人と、恋人と、一度やってみてください。素晴らしい効果が期待できます。生きることが楽になるはずです。 |
|
|
|