愛の日記


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ゼロポイントは新たな可能性を生むカギ 2016年11月28日(MON)

  ゼロポイントエネルギーセミナーを暮れの押し迫った12月29日に開きます。10名様程度までは、私のアトリエで開催し、それ以上の場合はレンタルした会場になります。今のところ少ないので、暮れのアトリエでアットホームにやる予定です。

さて、ゼロポイントについてですが、きょうは面白い話しをさせてください。

誤解もあるといやなので、あくまで科学的な根拠はない話しだと思ってお聞きください。

エネルギーはすべてゼロポイントからやってくる、、、という考えでいますが、その点から色々な物を見ると、これまでわからなかったことにも、非常に合点がいくことが多くなります。

まず、ゼロポイントですが、重力と重力の拮抗する場には重力のゼロポイントができます。そのおかげで、ビルも壊れず、すべての物は地上にその形をとどめることができているはずです。

風と風とのゼロポイントは、そよ風が吹きすぎる際の気持ち良さなどで、おそらく実感しているはずですが、それがゼロポイントをつくっているためであるとは、誰も気づきません。

MIサークルは大好評ですが、磁気と磁気とがゼロ磁場を作ることでエネルギーを取り込む装置です。これも磁気のゼロポイントを利用したものです。

さらに、チューナーは音と音が両方の羽の間でゼロ音場をつくり、さらに外部に伝わる音は、それをとどめようとする反作用を招き、音が消えていくのに平行してエネルギーをもたらしています。

懐中電灯を二本、光を重ねて動かすと、その部位の怪我がよくなったり、痛みが消えたりするのは、光と光が拮抗してギャップを作るためです。ギャップができれば、それを元に戻そうとして反作用がエネルギーをもたらすかからです。

どれも原理は一緒ですが、科学的には根拠なしであり、根拠など必要のない本当の原理といえます。

さて、面白い話しというのは、ゼロポイントは何にでも共通する原理ですので、放射能にも当てはまります。

福島の被害はひどく、そのうえで、まだ原発を再稼働させるなど、気が狂ったとしか思えないのですが、金に狂った時代を象徴した悲しい事態でもあります。

お湯をわかすためだけに原子力を使うなど、最初から気が狂った話しなのですが、もう時代が許さないと思います。放射能被害にあわれた方はいないといいますが、万が一、そうなった際の考え方として、ゼロポイントを知っておくことも大切だと思います。

以前、偶然に見たテレビでしたが、チェルノブイリの悲劇で、放射脳に汚染された地域の人を強制的に移動したことがあります。

しかし、中には命がどうなってもいいので、自分の故郷で暮らしたい、、、という人もいました。そのおばあさん一家が出て来る動画でした。

おばあさんは今でも非常に元気で、禁止区域の植物を採取し、禁止区域の動物を食べたりして暮らしています。

おばあさんはもう高齢なので、放射能の被害がそれほど大きくない、、、とも考えられるかもしれませんが、私は違うと思います。

おばあさんの話しによると、禁止区域の植物も元気で大きく、動物も元気で美味しいとか、、、、おばあさんは逃げた人は、みんな死んじゃったよ、、、などと物騒なことを言いますが、果たして、これは偶然の出来事なのでしょうか。

おばあさんの体には被ばくによる、大量の放射能があります。おばあさんの住んでいる禁止区域にも、これまた、大量の放射能が残留しています。

おばあさんの体からも、住んでいる外部からも、常に放射線が出ています。おばあさんの体から出る放射線とおばあさんの体の中に入ってしまう外部からの放射線は、常にギャップを作り続けます。

おばあさんは外部の放射線を常に受けてしましますが、受ける体の中にも放射線があり、ギャップを作り続けるわけです。ギャップとは、放射線同士が干渉しあって、ゼロポイントを常に作り続けることを意味します。

ゼロポイントができれば、そこにはエネルギーが常に注がれますから、おばあさんは、エネルギーを常に得られることになるわけです。

おばあさんに限らず、放射線を浴びた動物は、体内に放射能を持ち、外部からも放射線を浴び続けます。そして、二つの放射線はゼロポイントを作り、エネルギーを呼び込むのです。なので、植物も動物も元気である、、、、という仮説ですが、十分に私には根拠があることに思えるのです。

一方、逃げた人は、これは国が日本と違って責任感をもって強制的に逃がしたのですが、残念なことに、体内はすでに被ばくしています。そして、放射能を避けるために、住むことになった地域には、当然のことながら、放射能はなく、体内の放射能はただいたずらにその人の体の内部を刺激し続けるのです。

(福島の場合はまだ詳細は不明な面があり、福島から逃げた人は、私は正しい判断であると思っていますが、かといって、残った人も間違いだったとは思えません。最悪の場合でも今後ゼロポイント原理を使える可能性があります。ただし、原理と実際の症状に当てはめていいかどうかは、私などには到底言えることではなく、あくまで、原理としてお読みいただいているものです。実際の応用については、専門家の理解を待つ以外にありません。ただ、福島にせよ、チェルノブイリの悲劇にせよ、もう絶対絶命というものではない、、という科学がこれから進展することは間違いありません。その一つの原理として、ゼロポイントを上げていることなのです)

放射能被ばくには、自然放射線が出る温泉が良いとか、放射線が出る石がいいとかいいますが、これもゼロポイント原理によれば理解できることになります。

放射線自体は毒とは違いますので、放射線が干渉しあってギャップをつくれば、ゼロポイントができて、エネルギーが取り込めるはずです。

体内の集まりやすい部位に放射能は集まると言います。甲状腺などですが、そこに癌ができると、放射線治療となりますが、理に適っている面も結果的ですが、あるかもしれません。

ただし、治療目的の放射線はおそらくかなり強度があるはずで、癌をやっつけることが目標ですから、やっぱり意味ないのでしょうか。

自身が被ばくしているのと同様の放射線を浴びれば、ゼロポイントが理想的に作れるはずです。

放射能が怖い時代ですが、この原理を使えば、意外に簡単に対応できる可能性もあると思います。ただし、もちろん科学的には認められていませんので、無理でしょうが、21世紀はゼロポイントを理解する時代になることでしょう。

恐いものは、本当は何ひとつないということです。怖いと思う自分の心以外に怖いものの出場所はなかったということです。

意識のゼロポイントが最後のかなめとなるのですが、これについては、また、多くの形の場を作って考えていきたいと思っています。

マドモアゼル・愛 公式SHOP
 


恥さらし外交 2016年11月22日(TUE)

  トランプ氏が次期大統領に選出されて、日本も世界のマスコミもいやみたらしく反発したことは知っての通りです。

それほど、これまでの上層部はトランプでは困ることになる、、ということなのでしょう。マスコミに影響力を持つ陣営はマスコミを使ってさんざんにトランプ排斥を訴えたました。

選挙中はもちろん選ばれた後でさえ。なんだか、民主党が政権を得た時と似た感じがしますが、トランプが生き残るためには、徹底的な情報開示が大事で、これを躊躇すると民主党のようになってしまう危険も。

就任直後にTPPから抜けるらしいですが、同時に911の情報をオープンにし、これまでのネオコン政治の闇をオープンにする必要があると思います。

勉強して人より抜きんでて、政治や経済の表舞台に立つことが出世のパターンであったのを、トランプ勝利によってつぶされた人たちは、とにかく面白くないのです。

自分のことが優秀だと思っている人にとって、トランプは許せない、、、自分は優秀で、みんなより優れているのに、、、と。

本当は浅い人間力の、勉強ができる程度のことで、自分を偉いと思うバカ丸出しなのですが、優生学に囚われた人にはそれがわからないのです。

死ぬまでおそらくわからないのでしょうが、それではうまく行くわけがありません。

トランプの裏にもおそらく従来勢力はいるはずで、今回の変化は、非常に大きな変化であるものの、勝ち組と勝手に思っている1パーセントの振るい落としでもあると思います。

安倍さんすら、本当かどうかは知りませんが、なんでトランプが勝っているんだ、、、話しが違うじゃないか、、、といら立ちをぶつけた、、、という話しがまことしやかに語られている。

叱責された官僚は、いや、最後には勝ちますから、と言ったとか言わないとか。なんで勝敗がわかるのかよく知りませんが、それも結局は違ってトランプが勝ってしまった。

彼らには、創造できないことが起きたことになります。いいですか。情報開示の時代が迫っており、勝ち組1パーセントでは勝ち組が多すぎてしまうのです。

911の秘密もやがて知れ渡るでしょうし、ケネディ暗殺の真相も、もちろんでしょうし、時代の流れには勝てないと思った上の上は、上を切りだして、保身に入ったとも言えます。

悪いやつらを全部捕まえて、これまでの罪もろとも、1パーセントにおっかぶせるような状況になったと私には見えます。

これまで悪い世の中を作り、一部の特権階級には甘い汁を吸わせてきたのですが、その人数が多すぎて、情報開示の前では都合が悪くなってしまった。

悪人と悪人を争わせ、これまでの悪の数限りを大勢の特権階級にしょわさせる。

これまでの特権階級が残って、人類削減を行い、自分らが支配する地球を夢見た上の人は多かったのでしょうが、ワクチンにしろ、不正なあらゆる物事にしろ、それに携わり、それによってあまい汁を吸ってしまった人が多すぎるので、罪をこれから負わされるようになっていくと思います。

一般負け組99パーセントを処分するよりも、1パーセントを処分した方が早いことに気づいたともいえるでしょう。なので、これからは力学が変わってきます。

悪いことをして一部の特権階級に甘い汁を吸わせるというやり方は、失敗したのです。

そのかわりになるものとして、本当は共産主義があり、実験国家としてロシアや中国がつくられもしたのでしょうが、その実験はすでに失敗に終えているわけです。

50億人以上を牢獄に入れる政策では無理があり、その上に立つ、1パーセントの特権階級の存在は、古い方程式になってしまっていたのです。

それにもう一つ、重要なのは、本当の特権階級の上には、何代にもわたって、一流の本物の学問と芸術を伝え、体に悪いわけのない自然で波動のよい食事をしてきている。

そこから来る自然性は、苦しく生きることを強いられた一般民衆よりも優れた人間性、中には神性さえ発揮する人を出している可能性が高いのです。

今、世界で起きていることは、時代原理の本当に大きな変化であり、下からの自然な力と同時に、上の上のほんの一握りの上、1パーセントのさらに1パーセントの意思が協力している可能性があります。

身近では、天皇陛下のお考えと政権の考えの違いに出ているように、勝ち組だとうぬぼれている1パーセント支配が終局を迎えていることを示しています。

トランプの裏にはキッシンジャーがいると言われますが、もしそうだとしたら、日本の官僚や政治家が知っているこれまでのキッシンジャー博士ではなく、今動いているキッシンジャーは、新たな時代の意思を持った人となっている可能性が高いのです。

誰がやってもいいのです。本気で良い世の中をつくるのなら。

日本の今後を考えるとき、今こそ、本当は自由に発想できる時はないし、新たな本物のビジョンを持てば、それが叶う時でもあるのです。

なのに安倍さんはトランプとなったとたんに、揉み手でもするようにアメリカへわたり、一番最初に来ましたと、まるで恥さらしなことをしている。

安倍さんは学力がないのだから、本当は人間力で勝負した方がベターなのに、チャンスを失ったとみるべきです。

人間力で考えるなら、まずは、レームダックになっているオバマにこそ挨拶し、クリントンに百万本のバラなどをおくり、その上で、「おい、トランプ、お前、へんなことするつもりはないよな」と、行けば、決してプーチンに甘く見られることもなかったのです。

ネオコン政治、ネオコン経済が勝ち組1パーセントと共にすたれ切っていく流れの中で、新たな時代の起動軸はまだ出ていない、、、そんな際に、人間の度量と人間の魅力を示す、またとない機会を安倍さんは失ってしまったと思います。

学力のない安倍さんだからこそできた奇跡だったのにと思うと、非常に残念。

これでプーチンとの仲もどうなるやら。プーチンは日ロ進展が狙いであるのは当然ですが、そこに金の絡む、誘惑や付け届け的なやり方に、怒っている。

ロシアの経済発展相が解任されたのも、金を使ってゴマをするようなやり方がロシアを滅ぼすことをプーチンはわかっているからです。

おそらく日本は対ロ関係において、そうした匂いややり方を見せたのでしょう。それが拒否されたということです。

プーチンは日本の武闘を心から好む武士なような人ですから、ここは人間力を示し、世界がどう動くかの根本を本当に理解している者にしか今後の交渉はできないでしょう。

行き詰った日本、恥さらしはやめ、本来持っている日本人の心を基本として、これからは何事もなしていく必要があるのです。

ゼロポイントセミナー
12月29日 13時―18時
マドモアゼル・愛アトリエ(尾山台駅8分)
15000円

年の瀬の押し迫ったとき、ゼロポイントに触れ、新たなエネルギーの発想を手に入れてください。詳細は下記。

マドモアゼル・愛 公式SHOP

SHOPマドモアゼル・愛
11月23日は平常通りの営業となります。自由が丘方面にお越しの際には、ぜひ尾山台のSHOPマドモアゼル・愛にお立ち寄りください。レインボーチューナーという世界最大のチューナーがお店にあります。ぜひ音を聞いてください。
 


月のせい? 2016年11月14日(MON)

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今夜はスーパームーン。月が非常に近い満月。月の引力のせいで色々な現象が起こるとか。

個人的にですが、頭が痛く気持ちが悪い状態が夜の7時くらいから今も続いています。

月のせいかしら、、、満月に体調が悪いことが多いのですが、今夜はとくにそんな感じ。

新月に物事を始めると良い、、、という言い伝えが各地にありますが、それは本当だと思います。

新月の何が良いのか、、、それは、月がないからなのです。新月からスタートして、満月に向かうため、増えていくからそのスタートが良い、、、と考える人が多いですが、そうではなく、月がないことが良いのです。

こういうと月に気の毒ですが、月自体は、タイムラグを作ることで、この世で何度でもやり直せる大きな愛に起因した天体であり、月は悪いものではありません。

しかし、月は過去と死を許容しますので、その性格上、発展や生きる力添えとは、多少異なる天体でもあるのです。

月見が何より好きな私ですが、本当は満月は直接見るものではなく、水などに映して間接的に見ると良いと言われます。

太陽の光を一度反射させた光ですので、もう一度反射させることで、月の光の力を本当の意味で取り込めるわけです。

サカヅキ、、、の言葉の語源ではないのでしょうか。

おめでたい場でサカヅキで酒を飲む、、、酒に月の光を反射させて飲んだのでしょう。力がきっとあるのだと思います。

今夜の月はスーパームーンであると同時に、ウエサクの反対の位置の極めてマジカルな月となります。

超能力に関係する人はこれを磨くチャンスでしょう。思わぬ能力を発揮した人がいたかもしれませんね。

人間は皆、本当は超能力者ですから。今の、人間の能力をあえて囲ってしまい、人間を支配するやり方は、もういい加減にやめてもらいたいものです。

スーパームーンの反転した光を、国会に向けて放射してみようかしら、、、多少は真実に対して素直になるかも。あまり期待できませんが。

さて、お知らせがあります。

ゼロポイントエネルギー「光教則本」   4200円
マドモアゼル・愛著  

上記著を本日出版しました。フリーエネルギーの根本原理をゼロポイントとし、ゼロポイントを意図的に作ることで、無からのエネルギーを取り込む考えと方法を、主に光を利用した形で書きました。 

まだゼロポイントエネルギーは科学的な実証はされていませんが、高度の物理や量子の世界では、無にしかエネルギーはない、、、という考えはすでにあると思います。実際に無にしかないのです。物には何の力もありません。

無から有を生み出す人間の時代がやってきます。未来に向けて書き記した著書です。

アースチューナー【再発売】  16000円
グランディング用として非常に優れたアースチューナーの再発売。昨年の夏に限定数で発売したアースチューナーが大変好評ですぐに在庫が無くなりました。

制作に時間がかかり、追加がかないませんでしたが、再発売できることになりました。この機会をお見逃しないようにお願いします。

ソルフェジオセミナー  23000円
2017年1月22日 午前10時から午後6時まで。
場所は未定ですが、東京の渋谷区もしくは港区となります。

4回目のソルフェジオセミナーです。音の構成、和音の構成、その体験が意識とどのようにかかわり、変化を促進させるかを、体験的に学ぶ大好評セミナーです。


もう一つ、お申込み受付は明日以降となりますが、12月の29日という暮れの押し迫った日に、実践的なゼロポイントエネルギーセミナーを開催します。こちらのご案内は明日以降にご案内させていただきます。

以上、ゼロポイントエネルギー「光教則本」の発売。アースチューナーの発売。そしてソルフェジオセミナーのご案内でした。

詳細は下記まで。
マドモアゼル・愛 公式SHOP
 


2016年は動きだす年 2016年11月09日(WED)

  今年は大きな変転に向けて動き出すことが、誰の目にもはっきり見えてくる年だと思っていましたが、やはり秋になって加速度を増してきました。

おおよその見方と反対にクリントンが破れ、大統領はトランプで決定のようです。

朝方までマスコミは一声にクリントン有利と伝え、株式市場は一時250円程上昇する場面もあったと思います。

私は、ああ、きっと市場ははめられたな、、、と感じたのですが、イギリスのEU離脱の際と極めて似た雰囲気があったからです。

あの日も離脱が決定するなどという印象をマスコミは流していませんでした。事実がわかっている人がいたら、相場で大儲けしたことでしょう。今回も同様でした。

これからしばらく乱高下を繰り広げるのでしょうが、しばらくの間はマスコミ情報と反対に行った方がケガは少ないと思います。

日本はこれまで官製相場でしたので、よもやトランプが勝つとは思ってもみなかったので、お上の態度に対する気味悪いほどの従順さが、はめられる原因になったのでだと思います。

民意の時代の到来を予感していた私は、非常にうがった見方をしていました。

世界の方針転換があったことは、この二年の世界の動きをみていたらわかります。ただマスコミがそうでない印象を与えていただけで、現実の動き自体は、新たな方針のそった動きをしていたのです。

直近ではイギリスのEU離脱が実際に起きたわけで、これ一つとっても、これまでの偶然では起こりえないことです。

隠し通せていた豊洲問題も実は同じ力学に沿ったものであり、労働条件の監査とは言え、電通への取り調べが入ったことも、またトルコの変身もサウジもフィリピンも同様であり、今回の大統領選挙も、その流れの中にあるとおもわなければなりません。

一つの大きな変化は、他の事柄に伝播し、大きな変容につながる可能性を持っているのです。

しかし、マスコミはEU離脱の時もどのような態度をとってよいかがわからず、マスコミ自体がはめられた印象を持ちました。

何にはめられたのか、、、時代が変化しても上からの指令のみで判断するあまりに自主性のない体質を利用された面があると思います。

89年のバブル終焉の際にも、数日前には、新聞の一面の端っこに、総量規制に入る、、、という情報がきちんと控えめにですが、掲載されていたのです。

土地購入には、多くのお金が必要ですが、それは銀行が貸付けてくれます。その貸し出しに総量規制がかかったということは、土地は売り一色になることは、見える人には見えたはずです。

しかし、誰もが浮かれ、マスコミも浮かれ、土地も株も上がり続けると信じていました。

総量規制の文字を見て、危ない、、大変だ、、と思えたのは、自身の頭で考えることができた人のみです。

こうしてバブルははじけ、今に至るまでその影響は残ったのです。

マスコミは人に好かれることが商売ですので、きまづいいい方を嫌います。そのご都合的な体質は、事実を見つめる目を弱め、結局はマスコミ自体がはめられていくのです。

イギリスのEU離脱、今回の大統領選挙、市場は二回もつ立て続けに騙されましたが、あと一回は大きなものがきっとやってきます。そんなに先のことでもないと思います。それまでは何としても平穏を装うでしょう。

この二年の変化は、かなり大きな変化で、目先重視のマスコミには理解の範囲を超えたものがありました。彼らは、変化の本質にまだ気づいていないと思います。

トランプへの皮肉じみた物言いがそれを証明しています。なので、まだ何度かだまされることでしょう。

インドでは本日高額紙幣が使えなくなったということで、まさかと思うことは、来るときは一瞬です。

マスコミは大きなはずれを二度もしたのですから、本来なら反省して報道の姿勢を改めるべきなのですが、おそらく変わらないでしょう。なので、最後までやられると思います。

マスコミ同様日本の政権もこれからどうなるのか、、、何をしていいかがわからない状況になっていることでしょう。先日強行に決めたTPPもどうしていいかわからないような状態です。

ちょっとみっともない事態ですが、なぜこんな風になるのかの、判断が遅すぎます。

日本は本当は今、ビッグチャンスにいるのです。自由に何でもできる状況が整ったのに、まだ、お殿様が誰で、一体誰の言うことをきくべきかと、慌てさまよっているのです。みっともない話しなのです。

本当はチャンスなのです。自由に何でもやってしまえるチャンスが今来ているのに、奴隷根性が身に染みてしまっているため、どうしていいかがわからずにいるのです。

今川義元が桶狭間で亡くなり、やっと解放された徳川家康に似た状況が今の日本なのです。

これまで奴隷だったり、これまで囚われていた人質だった日本が、自由に振る舞える状況が見事に整ったのです。

これから、どうしよう、、、ではないのです。

要は、どうするか、、、ではなく、自主的に何をやるかが問われるべき時に、どうしようとオドオドしている日本、、、おかしな話しなのです。

なので、何も自分から出せない日本は、せっかくのチャンスを生かせない可能性はありますが、やがて政権が変わったら、再び可能性が出てくることでしょう。

トランプの勝利は私は日本が自由になるチャンスだと思います。その観点からの話しがあまりに少なく、がっかりしているところです。日本のそうした弱点に気づくと、また元の木阿弥になってしまう危険も。

ロシアに接近して人気取りを図ろうとしていた政権は見事にはしごを外された印象がありますが、これも本当はロシアは最終的には日本との協力がどうしても欲しいので、もっとうまくやることです。

安倍首相の方から接近した印象もあり、もっとも充実して最強になったロシアという、一番交渉しにくい状況の時に出向くという、あまりうまくないやり方だったので、ダメになって当然なのです。

のらりくらりと付き合っていれば、下記のチャンスが巡ってきます。敏感に反応しないで、聞かないふりしていればいいのです。

韓国も今は大変で、日本に敵対するどころではないし、アメリカも日本との関係を根本的に考え直す機会であり、ロシアはいずれは日本との共同計画による、大ユーラシア構想において、なくてはならない存在になるはず。

日本はやりたいように誠実に何かをやれば、通る状況が今できたのです。どうしようではなく、何をしよう、、、との考えがないとダメな時です。

さて、マスコミの混乱について付け加えておきますと、マスコミを使って、はめられたのは、マスコミ自身であると同時に、自分を上層階層と思っている人達です。

1パーセントと99パーセントの戦いは、確かにありますが、さらにいうと、1パーセントの中にも1対99の戦いがあるのです。

今回、クリントンが勝つと思った人は、残念ですが1パーセントの中の下層の人であり、これからもはめられた形になりやすいと思います。

その意味でもこれから、大きな変化はスピードアップしますし、より本質を見抜く判断力がなければ失敗することになります。

上層階級でもない一般の私たちは、そんな危険な争いに混じる必要はなく、新たな時代に何をするか、、何をつくるか、、どのような時代を作って行くかを、前向きに刺激しあってスクラムを組む必要があるでしょう。

前を見る人にとっては面白くなってくると思います。
 


宇宙人の不信 2016年11月05日(SAT)

  アメリカ大統領選挙が近づいていますが、日本は日本でその前に何としてもTPPを可決するつもりらしいです。

後に整合性がなくなることをなぜそんなに急ぐのか、よくわからないのですが、それなりの保身の考えがきっとあってのことでしょう。

どっちにしても国民不在、これからは民意の時代になると思うので、今の政権はやはり立ち往生する日が近いと思います。

アメリカの大統領選挙は情報開示が進むにつれてクリントン不利の情勢がはっきりしつつあります。

二人の争いはグローバリズムとナショナリズムの争いに見えますが、そうした枠をすでに超えているところで戦っているのです。二人にその自覚はないかもしれませんが。

情報開示がすべての鍵を握ることになるのが今後で、この原則が新たなみずがめ座時代の特徴である点を前回のブログでお話しいたしました。

情報開示の前では、日本の政権もどうなるかわかったものではありません。韓国大統領に対する不信もすべて情報開示がもたらしたことがきっかけです。

数多くの学生を沈めた客船沈没事件も、真実の情報が開示されたら、政権など一瞬で吹っ飛ぶのです。

日本でも政権が吹っ飛ぶ情報がそれこそ山のようにあって、必死に隠しながらなんとか現状を維持している状態でしょう。

情報開示の流れの中で、一時的な揺れ戻しはあってもこの大きな流れを変えることは不可能です。

アメリカでは911の情報開示が、日本では明治維新や123便の情報開示など、どれも知ったら終いということで、要するにこの世は、嘘で持っていたことになります。

全部嘘。これほど小気味良い言葉は最近なかったように思います。

実は、クリントンが大統領になった暁には、宇宙人情報を開示するということを聞いたことがあります。本当かどうかはわかりませんが、おそらくそうしたことで都合の良い宇宙人情報のみを開示して、それによる新たな危機を作り、予算をせしめる、、、というところだと思います。
宇宙人のせいにして人口削減も簡単にできるかもしれませんし。

ただ、面白いのは、宇宙人を敵にするにしても味方にするにしても、宇宙人の存在自体を語る点が、大きな情報開示になるわけです。

ネットをよくご覧の方なら、もう宇宙人がいるとかいないとか、UFOがあるとかないとかは、はっきりした答えとしてわかっていると思いますが、その一部をクリントンが開示するという話しとなるわけです。

ただクリントン大統領の目はなくなりつつあるので、宇宙人情報もどうなるかはわかりませんが、宇宙人情報をどのように開示するかで、政権の思惑が今後わかるわけです。

一応、宇宙人がいるということを前提にしてお話しさせていただきますが、地球と関わりを持つ宇宙人は幾種類かいるそうです。

その中でも人間によくない感情を抱く宇宙人とそうでない宇宙人がいるとか。

そこで面白いのは、なぜ、よくない感情を抱いているのか、、、という点です。直接聞いたことなどないので正確なことはわかりませんが、調べた情報には、うなずく点が多かったのです。

地球人から見ると、良くない宇宙人がおり、彼らは地球人を心底軽蔑していると言います。。だから何したってかまわない、、、と思っているとか。しかしその理由がうなづけるのです

どんなに悪い宇宙人でも、決して仲間を裏切らない。しかし地球人はそれをいとも簡単に破り、自分の利益と保身のためには、率先して仲間を裏切る、、、なので、最下層の生物とみなしている、、、ということらしいのです。

これは確かにおっしゃる通りで、最下層の生物と言われても仕方ない面となります。どんなにどう猛な動物でも仲間は基本的に大事にし、その存続を願います。

仲間のイノチの共通性は、個の意思を超えた大きな意思として作用するのが生物界の掟です。それなのに人間だけは個を重視し、個の保身のためには、仲間を平気で裏切ると。

悪い宇宙人に言われるまでもなく、これは人間のどうしようもない確かに欠点なのです。

ゼロポイントエネルギーは無からしかエネルギーが来ないことを前提にした考えですが、すべてを作るものは、無、すなわち意識がエネルギーのすべてであり、大本だということです。
 
それは物理圧に対して、意識圧が優先する考え方となります。

意識圧の中でも、もっとも大いなる意識が、イノチはひとつ、、という意識であって、これにかなう意識はないのです。

そこから考えると、同じ種であるところの人間を平気で裏切る個というのは、イノチが1つの原理から著しく離れていることとなり、確かに宇宙原理から見たらわかりやすい反逆者となります。

悪い宇宙人からもバカにされてしまう人類、、、それは科学力が足りないからでも劣っているからでもなく、貧しい意識であるからなのです。

なぜ地球人にそうしたなさけない特性があらわれたのかは、隠せる、ところから文明や歴史が始まったからです。

事実を隠して進める文明の形態を人間は作ったのです。宇宙人の指導の下に作ったのかもしれませんが、宇宙人は地球人の人格を利用してそれをうまく使ったのだと思います。嘘が本当のようにしてまかり通る文明に本当のエネルギーは訪れません。

なので、それはいつか衰退して終わるのですが、ここに来て、その本来的な戦いの形が、アメリカ大統領選挙に、韓国大統領に、豊洲問題に表れつつあります。

この流れを止めることはできないし、またしてはならないと私は思っています。嘘には力がないので、いつかは終わりが来るのです。嘘の文明はどのくらい前からでしょうか。今起きていることは、長い人類史の大きな流れを逆転させるという視点が必要なのです。
 
この視点を多くの人はまだもっていませんので、EU離脱の際も、そんなことは起きっこないと思った人は多かったし、EU離脱などない、と思われた人は、また今回もクリントンでやっぱり決まりなんだよ、、と思っているのだと思います。
 
 


近づくアメリカ大統領選挙 2016年11月03日(THU)

  来週の8日に大統領選挙があり、今年の最大の山場が近づいています。

アイビリーブがうお座時代の特徴であるのに対して、やがて訪れるみずがめ座の時代は、アイノウ、我知る、という特徴があります。

私は以前から今の時代は一見科学が発達して先進的になったというものの、その本質は、まだアイビリーブの信仰の時代であるという指摘でした。

今回の大統領選挙は、まさにこの構図そのものと言えるように感じます。

アイビリーブを背景に戦っているのは、ヒラリークリントンであり、アイノウを主体に戦っているのは、トランプ氏となるでしょうか。

なぜクリントンがアイビリーブであるのかは、裏にいっぱい嘘が隠されているからです。トランプはおかしなおやじだ、、、というイメージ戦略を元に、私の方が信用できますよね、、、という立場。

一方のトランプは、いやらしくておかしなおやじであることは確かでしょうが、少なくともヒラリーのような隠し事はない、、、そして、ヒラリーの隠し事を暴くことによって票を得る立場、と言えるでしょう。

私を信じて、、、のヒラリーと、俺は知ってるよ、、のトランプの争いとなっているわけです。

そしてアメリカにおいては、ここに来てトランプが優勢になったというニュースも流れてきてはいますが、まだまだ、ヒラリー優勢というマスコミ情報が主流のようです。

しかしこれがネット情報になるとまったく反転します。トランプが圧倒的に優位になっているのです。日本でも選挙結果とネット情報は反転することが多いのですが、アメリカのネット情報は日本よりもはるかに大方の考えを伝えると思いますので、本当はトランプ優勢だったと考えた方が正しいでしょう。

そこに来てさらなる情報開示が行われており、そこで知った内容があまりにあまりというほど、ヒラリークリントンにとっては不利になっています。

ヒラリー財団がどのようにしてお金を集めたのか、、、その一点だけでも追及するだけで、ものすごい事実が浮かび上がるのです。

なんだ、アメリカは嘘をついて戦争を色々な場所で起こしたり、国民に嘘をついて派兵したり、911もやらせだったのかよ、、、という、知ってしまったらおしまい、というものばかり。その中核にいたのがヒラリーであることがわかって、公平な選挙に勝てるわけがありません。

しかし、それでもなをヒラリー有利と言っているマスコミとはいったい何なのだ、、、という不信、、。

今、アメリカに渦巻いているムードは、ちょっと想像できないほど異様なものなのです。

共和党の一議員は、もしヒラリーが勝つようなことがあれば、私は黙って銃を取ります、、、とまで言う事態。

選挙結果を知らせるニュースの情報が地方局でリークされてしまうなど、凄い状況になっています。まだ行っていない選挙なのに、すでに選挙結果を知らせる情報が作られていたわけで、最初から出来レースじゃないか、、、の不信となっているわけです。

日本の選挙でも、開票と同時に結果が出ますが、考えてみれば、おかしな気になります。確かにおかしいのです。せめて、アイノウという、なんでそんなにすぐに結果がわかるかのメカニズム程度は説明してもらいたいものです。

出口調査の結果、と言いますが、出口調査を本当にすべての投票所で行っているのか、、、色々な疑問があります。アメリカでは、こうした不信点を日本人よりも過激ですので、今回は激しくついてくるはず。

とにかく、トランプにとっては、アイノウという新たな民衆の欲求の視点に立つことで、今回の大統領選挙に臨んだことになり、ここに来て、初めてのみずがめ座時代のやり方があらわれたという意味で、非常に重要なのです。

争点はヒラリーでもトランプでもなく、一体、何が真実なのか、それを知りたい、、、ということになります。

これまでは、日本でもアメリカでもどの国においても、結果を操作し、それを信用させる、信じさせる手法によって政局が作られてきました。

印象操作がいかに大きなことだったでしょう。広告代理店が選挙戦略を請け負うインチキ時代でもあるのです。

イメージで好き嫌いを決め、イメージで将来も決め、イメージで人生を決めて、、、そして奪われて歳をとっていく、、、、段々と現れてくるのは、美しいイメージの裏にあった悲惨な現実が顔を出してくるようになるのです。

怖いものは見たくない、、、イヤなものは遠ざけたい、、都合のよいイメージに人生を売り渡した人々の群れ、、、それも、アイノウによって終える宿命が近づきつつあります。

政治も政権もマスコミも国家も歴史も、いかにイメージで私たちをだまし、現実を隠してきたことか。

今、アメリカ大統領選挙で対峙しているものは、ヒラリーとトランプではなく、嘘を信じさせることでこのままの政権運営を続けようとする力と、都合の悪いものもあるが、事実を知ろうとするアイノウの二つの力が戦っているのです。

日本では、残念なことにまだまだ嘘を信じさせる力が勝っています。アイノウの希求は非常に弱いですが、アメリカ大統領選挙の後は、それでも変わらざるを得なくなるでしょう。

アメリカの混乱に乗じて日本は今、本当の独立の機会を得るチャンスがあるのです。とても重要な時に入ります。私は現実に大きな失望を抱いてはいますが、これからやってくる事態に対しては、大きな希望を抱いていますし、またそうなると思っています。

日本も世界も変わるはずです。アイノウの力は、おかしなものが明るみに出れば、どんなに保守的な人でも、それに従うことはできなくなるからです。

目の前に崖があるのがわかったら、誰だって道を変えます。アイノウが勝つ時代なのです。

石原慎太郎氏が好きだった人は、アイビリーブだったはずです。やっていることは本当にひどいものだったからです。時代がアイノウになりつつあるので、人気が落ちているのです。

すべては同様になっていきます。安倍首相も同様の運命から逃れることはできません。アイノウによっては、意外に良い人だったのか、、、という事実が伝わる可能性もあるにはありますが、ともかく、アイノウが必要な人であることは確かで、真実によって評価や裁きが来ることでしょう。

小池氏も今は頑張ってやってくれていますが、追求の手がおかしな終わり方をしたら、それまでという可能性だってあります。

小池氏の活躍によって膿だしができるようになった功績は大きいと思いますが、単なるガス抜きだったとしたら、これまでとは異なり、すぐに次の真実追求者があらわれるでしょう。それがこれまでと違う特徴なのです。

大きな原理が動き出したら、人はそれについていくだけです。それに必要な個人は時代が用意してくれます。

アメリカ大統領選挙結果は普通に行けばトランプの圧勝のようですが、もしそうでなければ、ヒラリーを勝たせるために色々な嘘が重なったとなり、アメリカは大混乱になります。

おそらく、私はヒラリーは負けて、トランプが大統領になると思いますが、万が一ヒラリーが勝つようなことになったら、それもおそらく10時間程度の天下で終わり、その直後に逮捕されるような劇的な結末になると思っています。

副島さんという有名な人は、今年の春前からヒラリーは逮捕されると言っていますが、そういうことになっておかしくないと思います。

ただ副島さんという方はかなり以前からそう言っていたわけで、ヒラリー逮捕は私が言い出したわけではなく、慧眼の粋人がいたことだけは誤解ないようにお伝えしておきます。

アイビリーブからアイノウの時代への変転は、こうしてやっと始まりましたが、この構図に沿って、これまでの歴史や出来事が検証され、見方を変えていくことになると思います。

その天王山というか、大きなきっかけが今回のアメリカ大統領選挙であるというのが、私の考えです。

大統領選挙後の世界は大きく変化することでしょう。アイノウが至るところで始まっていくからです。
 


どうしても未来に残したい二つの歌 2016年11月01日(TUE)

  人が生きるとき、多くの人からの影響を受けます。人と自分がぶつかり、二人の間にギャップができて、良い人間関係では、お互いにエネルギーが注がれます。

私もこれまでに色々な人と出会い、本当にお世話になってきました。自分がしたことよりもはるかに多くのものを、大勢の人からいただいたと思っています。

出会いがなければ人はなかなか成長できるものではありません。

その中でもとくに影響を受けた人が三人います。最初の一人は森田正馬氏です。森田療法を構築した博士で、実際に会ったことはありませんが、その著書に触れて、生き方の根本を知りました。

影響を受ける人はたくさんいますが、森田正馬氏から学んだ基本は、何があっても変化することがない、私の基本のものとなっています。

二人目の重要な出会いは、歌人の故中島宝城先生です。本日は中島先生のお歌をご紹介いたします。

中島先生からは、日本語について、母音と生命について、さらに披講と言霊について、20年の歳月の中で深く学ばせていただきました。

振動と倍音への関心、そしてチューナーへのアクションの大本には、中島宝城先生とのご縁があります。

中島宝城先生は歌人であり、歌の作り方についても、独特の観点から深く学ばせていただきました。先生はうお座でしたが、あいまいなものをお嫌いになり、相手が本当にそれを理解してくれたかどうか、、、先生独特の見方と直観によって、判断されていたと思います。

どんな立場の人に対しても、真実をゆがめることなく、はっきりとものをおっしゃいました。中島先生との交際なくして、歌への関心も、言葉への関心も、母音も倍音も周波数の世界にも、私は触れることはなかったと思います。

先生は短歌の上達には、歌を特定の誰に向けてつくるのか、、、ということが大切であるとおっしゃる。特定の相手、すなわち実在の誰かに向けて歌はつくるものだというのです。 

コミュニケーションということです。そうでないと決して上達しないと。コミュニケーションとしての歌、それはついに発声そのものまで行く構造を持ちます。

言葉をも超えたうめき、、、慟哭、、、母音の存在。そこに命のありようを思われる、本物の原始的感性をお持ちの歌人でした。

先生がお作りになられた歌二首を本日は動画にてご紹介させていただきます。素晴らしい歌であり、どうしても後世に残したい歌なのです。

本物の歌手が歌えば、もっともっと素晴らしいのですが、版権などもあるため、私が歌っています。下手は覚悟でしたが、歌の内容をどうぞお聞きください。

そして、感じる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、歌ってください。そして色々な場所で歌っていただけたらこんなにうれしいことはありません。

本当に素晴らしい歌なんです。中島先生は、ふっと私にこう言ったことがあります。「私は木や花に話しかければ、本当に会話ができると思うんです」と。70をはるかに過ぎたご高齢の男性の会話でもあり、驚いた記憶が鮮明に残っています。

純粋な芸術家だったのです。


最初の歌は、「父母よ」です。作詞 中島宝城 作曲 渡邉浦人

1 父母よ 遠き昔の風車 思い致せば 廻り候ふ
2 流れ星 消えゆく際の 束の間の 幼き祈り 如何になりけむ
3 たまひたす 矢部の川瀬に 釣りし日よ せせらぎ未だ 止まず聞こゆる
4 病みて我が 呼ぶ声とのみ こほろぎを 聞き給う父 優しかりけり
5 我が母を 送りゆきたる 故郷の 筑後の野辺の
霞悲しも
6 故郷の 麦の畑は 青からむ 雲雀の空は 眩しかるらむ

二首目の歌は 「谷ぐく」 作詞 中島宝城 作曲 芝祐靖  (谷ぐくのぐくは正しくは漢字です)

1 飛鳥なる平田の字の 陵の 祭りのさなか 谷ぐくは鳴く
2 楽の音の高まりゆきて 高殿の棟に 吊りたる灯火揺れぬ
3 我が歌は 谷ぐくの歌 あかねさす 君が調べは
高殿の風

以上、二つの歌を歌っています。日本の歌謡史に残る名曲だと思います。どうぞ歌う機会をお持ちになってくだされば幸いです。

さて三人目の私にとっての重要な出会いは、飯島秀行先生です。土橋先生とのご縁を通して出合うことができましたが、飯島先生と出合うことで、これまで実践してきたことに整合性を得ることができました。

飯島先生のことはこれまでもブログに書いてきましたし、またこれからも書かせていただくことが多くなると思います。

人生は一人では何もできないし、気づけない気がします。出合うことによって、私たちは変化し、成長していきます。本日は三人の人との出会いを、自分の場合で振り返ってみました。

そして、中島先生の歌をみなさんにお聞きいただけたらと思います。



 



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