愛の日記


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箱根火山の夢 2015年05月14日(THU)

  今から30年以上前ですが、箱根の夢を見たことがあります。

私は駒ヶ岳頂上にいて、真下方向に芦ノ湖があり、なぜか右手遠方に目をやりました。

すると何か大きなものが動くのです。よく見ると、バウムクーヘンのような模様のある(年輪)、超巨大な動物の尻尾がゆっくりと動いています。

動物の尻尾、、、龍以外に考えられないと夢の中で思ったのですが、おそらく地龍だと、、、バウムクーヘンの年輪の模様は、いかにも太古を思わせるもので、龍が太古から生きていることがわかりました。

尻尾の先、、、すなわち同体がどこにあるのかを探すと、永遠にそのバウムクーヘン模様の尻尾が続いていて、それは富士山につながっているとわかりました。

富士山と箱根は私の夢の中では一体です。富士山から芦ノ湖まで龍の尻尾はつづいていて、実際に動くのです。

次の場面では、やはり地面が揺れ、大地震ではあるものの、動きがゆっくりだったおかげで、皆ななめになりながらも歩いて逃げていました。

覚えているのはそれだけですが、とにかく印象深かったのは、富士山から続いている地龍があるということ、、、それは太古からあるものだということで、夢で地龍を見たわけです。

その頃、アメノオシホミミの尊がみまかった場所が駒ヶ岳だったと、確か、ホツマに出ていたと記憶していたと思います。そうした思いで箱根をとらえていたこともあって、思い入れが強かったのかもしれません。

夢で見た場所がまさにオシホミミの尊のみまかった山であり、それは同時に箱根神社の奥ノ院でもありました。

箱根と言えば、西武が力をいれて開発したところで、西武が箱根神社の崇敬者であることは有名です。しかし、西武は箱根神社というよりも、そこにある、竜を祭る神社をどうやら信奉していたのかもしれません。

西武敷地内にそれはあり、人気があるようです。権力やお金を得られると人気を集めているのです。

それは芦ノ湖に住む金竜が偉い坊さんに負けて守り主になった龍のことだと思います。

私が夢で見たのは、そうではない、富士山から続く地龍でした。それが動くと箱根が揺れる、、、という夢。

そして今、箱根は夢ではなく、実際にヒートアップしています。富士山はしょっちゅう噴火する山と言えますが、箱根は大涌谷から噴煙を上げることはあるものの、本格的な爆発は有史以来ありません。

数万年前の話しとなります。しかし、もしそれが爆発するようなことになると、これは大事です。

箱根外輪山は箱根周辺に行くとはっきりわかりますが、まさに周囲を外輪山で囲まれた箱の中が箱根なのです。

箱根湯本から駒ヶ岳、神山、その前の芦ノ湖、さらに別荘地の仙石原、強羅、、、、すべてがカルデラの中にあるわけです。

もし箱根が爆発したら、そこは火口になる場所。

そう考えると、箱根とは本当に凄い場所であり、その活動によっては恐るべき山に変身するわけです。

何事もないことを祈るしかありませんが、山の噴火は人間の愚かさとリンクしている気がしてならず、自然への畏怖を忘れてはいけないのです。

なんでも経済優先で、原発の問題点をごまかし、今なを、再稼働させようなど、まるで罰あたりな考えであることもわからないのですから、山も怒るわけです。

経済合理主義によって、知らぬ間に火口に家をつくり、鉄道を敷き、観光で人を集める、、、それを責めることはできませんが、そこが火口の中であるということを忘れてはいけないわけです。

ポンペイの火山が爆発した時も、町で選挙があり、住民を避難させたくないことがポンペイ壊滅の原因であったと言います。

経済優先によるイノチ軽視、、、まさに私たちが暮らす社会は人間の奴隷化そのものと言えるでしょう。

面白いのは、そうしていると、経済もダメになっていく逆説です。イノチを大事に、大切に育てる発想で行く方がこれからは、経済も潤うのです。

原発もやめた方が本当は儲かるのです。全体を犠牲にしてでも一部の人のこれまでの利益構造維持にしがみつく、、、またそれを許す政治、、、それを許す法曹界、、、それを守る警察力、、、大勢のイノチを犠牲にさせてまで、そんなインチキはもう無理に決まっているではありませんか。
 



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