愛の日記


<< 2024年 11月 >>
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
- - - - - - -
更新履歴
2017/02/05
ゼロが無限

2017/02/02
現代は信仰の時代

2017/01/31
一人であることを恐れない

2017/01/31
大吉ツアー

2017/01/27
全部、やり直し



クリスマスの思い出 2015年12月21日(MON)

  昨晩は冬至の妖精祭があり、夜遅くまで参加者と楽しみました。18名のミニパーティでしたがとても楽しかったです。

一年を振り返って、一人一人が、ゆったりした流れの中でお話しをされてくれました。

ゆったり気分は、部屋に置いたローソクストーブのせいと、その火をみつめながら、お部屋を暗くしたことで、恥ずかしさが消えたためだったかもしれません。

ローソクストーブの原理は、ストーブの下部のレンガ台にローソクを灯します。ちょうど昔の釜戸のイメージです。両サイドにミニレンガが置かれ、その上に小さなお茶碗を置きます。

すると小さなお茶碗の下にはローソクが灯されていますので、お茶碗の中の空気がとても熱くなります。

熱くなった空気はお茶椀表面から、また、下部から外に出て上昇します。

その際に小さなお茶碗の外側に大きな鉢を置いた構造になっていますので、鉢の外の空気の温度と小さなお茶碗から出てきた温度に差異が生じ、対流などの自然現象が起きるわけです。

そこまでは科学的にも間違いないことだと思いますが、私は単に対流が起こるだけでなく、そこにエネルギーの吸引現象が起きると思っているわけです。

暑い空気と冷たい空気がぶち当たることで、そのギャップを埋めようとして、エネルギーが吸引されるのです。

すべて宇宙の法則は、ギャップを埋め合わせする際にエネルギーが吸引される、、、ということでもあると思いますので、ローソクストーブには、エネルギーが注がれることになるわけです。

もちろん、科学的に認められている話しではありませんので、その点は私の考えとして受け取ってください。

煙突なども、吸気と排気を同時に行っているわけですから、熱い空気と冷たい空気が通る筒となり、煙突周辺には吸引エネルギーがたくさん出ていると私は考えます。

箱に煙突をつけて内部を燃やすとストーブとなるというのは、何とベンジャミンフランクリンが確か考えついたことだったと記憶していますが、凄い発見ですね。

それと同時に煙突には、私は吸引化されたエネルギーがたくさん集まると思っていますから、煙突がある暖房装置の家は、その中にいると、まるで丸木小屋にいるようなまったり、ゆったりした気分になるとおもうのです。

ローソクストーブも同様ですので、お部屋を豊かで、まったりゆったりした空間に変えてくれる気がするのです。

昨晩はローソクストーブを5台も灯したので、まるで山小屋にいる気分でクリスマス会を楽しんだ次第です。

ローソクストーブの説明が長くなってしまいましたが、今年は販売はありません。簡単に作れますので、近々に作り方を伝授いたしますので、関心がある方はぜひお作りください。

さて、そんな山小屋気分の中で、私は昔のクリスマスの思い出を話しました。

ひとつは、昔、ルネヴァンダール先生がイギリスに留学されていた時の話しです。

先生はおひつじ座らしく、フェンシングなどがお好きだったと記憶していますが、留学の目的は、築城学であったと思います。確か、そう言ってました。

しかし、当時の日本の円レートは安く、日本円をいくら持ちだしてもそんなに豊かな暮らしなどできる状態ではなかったのでしょう。

まだ20代だったルネ先生は一人寂しく、イギリスでクリスマスを迎えたことがあったと。

寂しさから街を歩いていたとき、老人が話しかけてきて、ルネ先生に金のきれいなボタンをクリスマスプレゼントしてくれた、、、、

あの時は本当に慰められた、、、そんな話しを何度か伺ったことがあります。エミールシェラザード先生に伺えば、おそらく話しの確認は取れると思うのですが、いつもお会いするたびにそのことを忘れてしまい、毎年、クリスマスが来てしまいます。

そしてクリスマスが来るたびになぜかそのことを思い出す、、、そんなことをもう何十年もやってきているような気がします。

ルネ先生の体験談に影響されたためか、以来、日本に来ている外国人が、クリスマスの晩に一人で食事などしているのを見ると、なんだかとてもいたたまれない気持ちになり、私も声をかけさせていただいたことがあります。

クリスマス会が終えた後、ホテルのレストランでお疲れさん会でドリンクを飲んでいるとき、隣のテーブルで一人で食事している外国人がいました。もう10年以上前の話しです。

帰り際にそっと肩に手を触れて、メリークリスマスと挨拶したら、外国人は突然目を潤ませて、ありがとう、、、と嗚咽しそうになったのです。

異国の地で迎えたたった一人の寂しいクリスマス、、、

何気ない一言がきっと心の奥に届けられたのでしょうか、、、なんだか、二人でお祝いを共有した喜びを私も感じました。

そしてルネ先生が私にくれた、それが毎年のクリスマスプレゼントにもなってくれているわけです。

人のつながり、、、それは強固なものもあれば、稀薄なものもあります。たとえ稀薄であっても一時の共有の喜びは、生涯残る思い出にもなりえるのですね。

皆さんの中にも、豊かで、幸福なクリスマスを迎えらえている方もいれば、もしかしたら、一人で寂しく今年のクリスマスを迎えねばならない方もおられることでしょう。

それでも一人一人が心の中で、ひそかにでも、お互いに、メリークリスマスと伝え合えるとき、不思議なありがたさと喜びが訪れてきて、あたかも、その間に、イエス様が微笑んでいるような、美しい誤解すら生じることがあると思えるのです。

私からは何も皆さまに差し上げることもできませんが、先日、有楽町で撮影したクリスマスイルミネーションの映像をアップさせていただきます。

小さな光が皆さまの心に届くことを祈っています。

メリークリスマス! 

 



さらに過去の日記はコチラ>>

Copyright(C)2010 Mademoiselle-AI, All Rights Reserved.