愛の日記


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複雑な力関係 2015年04月30日(THU)

  安倍首相がアメリカで異例の厚遇を受けているようだ。中国が提唱するアジアインフラ投資銀行への参加を拒否したことなど、アメリカに忠誠を尽くしたのちのことであり、今のアメリカには信頼できる同盟国は日本しかない、、、という力関係が働いてのものでしょう。

これを安倍政権のポイントとしてとらえるかどうかは、すぐに答えが出るものではないでしょうが、アメリカのこの柔軟な姿勢を今後日本がどう活用できるかによって判断できます。

安倍、麻生、甘利の3Aトリオですが、皆おとめ座生まれですから、もうすぐやってくるおとめ座木星効果により、一応、安倍政権の高ポイントとしてとらえられることで、急場をしのげるようになったかもしれません。

しかし国際的な力学は今、非常に不安定であり、すぐにでも急変する可能性は常にあります。アジア投資銀行にもし日本が参加を表明していたとしたら、ブルータス効果が決まり、アメリカは即座に時代の主役を降りることになったわけで、確かに日本はアメリカの恩人として、今回は働いたことになります。

しかし歴史の大きな流れが今、どうなっているかを見ると、日本とアメリカを中心として今後世界が回ることはあり得ません。

幕末にも長州と幕府との力関係において、長州は何度も危機に陥っています。すぐに大政奉還の流れが決まったわけではなかったわけです。

今回も同様でしょう。揺れ戻しを伴いながら、歴史は大きな流れに従って動いていきます。アメリカの時代はやはり終えたのだと思います。

おとめ座効果で従来の路線を死守する方向が、これでまだ少し延命する形になるかもしれませんが、一年後にはほころびがどうしようもなくなって、日本は次のステップに踏み出すことになると思います。

今回のことがあり、むしろ期限が見えてきたというのが私の感じ方で、あと一年、、、、がポイントになりました。国際的な大きな異変は年内に金融面であるかもしれませんが、日本が本当に変化の方向に舵を切るのは、あと一年後、、、と予想しておきます。

年内にある世界的な異変までの、急場しのぎにはなったものの、それでもあと一年、、、という考えです。

木星がてんびん座に入るころ、日本はあっと驚く変化の道を選択することになるでしょう。

安倍政権は当初からインド、ロシアとの関係に本音では非常に重視する気持ちが強かった気がします。安倍首相のアジア諸国への根回しにも力を入れていた印象があります。

アメリカとの関係もこれで最後まで裏切らなかった日本として、一応仁義を通したわけで、これからは、それはできない、、、、と、これまでのイエスマンからやっと抜けられる絵が作れるようになる。

これまではアメリカの言いなりだった日本が、アメリカに逆指図する絵も、優秀な政治家がいれば可能になっていく。3Aトリオは何もわからずに知らないで、こうした絵を作ってしまったかもしれないところが、歴史の面白さです。

しかし、日本にはまだ逼迫した原発の問題がある。これに目隠しして何をやっても本質的な方向性にはならないし、現政権の不安定さがそこにあると思います。

二年ほど前に麻生氏がナチスのやり方を見習え、、、と公言して問題になりました。ですが、あれからの政権のやり方を見ていると、本気でマネしようとしているのがよくわかります。

なので、怖い、、、とも考えられますが、こうも考えられないでしょうか。やっていることがせいざい思い付きである、、、ということです。

本気でナチスのマネをするのなら、決して公言するわけがなく、思い付きで、やっぱりあれがいいからやってみよう、、、ということでやってきた、、という極めてアバウトな話しですべてが決まっている政権という気がしてなりません。

これは知らないうちに天に使われているわけで、結果はまったく違った形になることでしょう。日本を守るという天皇の意思は明確で、政治家の思い付き程度で天皇の固い意志にかなうわけがない、、、と、あくまで個人的な感想を持ちます。

しかし、薩長から始まった明治の近代が、再び薩長で終えようとしている、、、長州の安倍氏、薩摩の原発問題。歴史の不思議です。

今、起きていることを日本のみで、またアメリカの衰退のみで考えると間違える気がします。

何が起きているのか、、、それは、人為的に作られた近代国家が霧散していく過程ととらえるのが正しいと思います。正しいというより、その尺度で考えると、今起きていること、これから起きることが、より理解できると思います。

近代国家はどれでしょう。それが霧散していくわけです。近代国家を作った意思が見え見えとなり、その力を失い、無理が生じて霧散する過程に入ったのです。

人工的な近代国家とは、アメリカであり、イスラエルであり、共産中国であり、共産ソ連はすでにその役目を終えています。東ドイツも同じです。

日本も明治日本は実は近代国家で、上記と同様の構造で作られた国ですので、近代国家、薩長中心で作った日本は終えていくわけです。すべてがその方向に向いていることは、よく見ればきっとわかるはずです。

これは、ヨーロッパとは何か、、、という問題ともリンクしてきます。今起きているギリシャ問題は極めて象徴的です。

ヨーロッパ、EUはギリシャ発であり、そのギリシャがロシア陣営に入った今、ヨーロッパはロシアを含むユーラシアへとその姿を変えていくことでしょう。

時代の大きな変転の際に、どちらの心に付くか、、、が求められます。陣営が割れるということは、どちらでも食べられないかもしれない危機が訪れるわけで、その際に、方向性を決めるのは、心しかないのです。文化と言ってもいいかもしれません。

どの文化に付くのか、、、、天皇と現政治とではどちらが本当に日本的なのか、、、ということでもいいし、ブラック企業と家族的な企業とどちらが日本的なのかでもいい。

アメリカの本当のアメリカらしさとは、何なのか。ニューヨークの株でぼろ儲けしてロールスロイスを乗り回して黒人奴隷を従えるのが、アメリカ的なのか。それともケンタッキーの我が家にいる母と父の思いを胸に抱く自然の生活が、よりアメリカ的なのか、、、

どちらが良い悪いではなく、そうした無理のない本当の想い、心によって、住む人が違ってくる方が自然、、、というのが、近代国家以前の国の概念だった。

それに戻っていくというわけなのです。その意味で、何が良い悪いではなく、人はそれぞれに自分の好きな文化ないし、人間観を持つことでこれからは道を間違えずに済みます。

株式がなくなるわけでもなく、金がなくなるわけでもないのだから、その方が日本的だと思う人はそうして生きればいい。ただ、それがすべてであるというのが、これまでの近代国家の信仰だったところに問題があるのです。

株式の前で、金の前で、自然と文化と共生が壊されていったことへの、全世界的ノーがこだましてきたのです。その力が近代国家を支えてきた金の矛盾が暴き出さし、ノーをたたきつけてきたのです。

なので、争う必要はないし、自身はどちらの心に従うかを決めるだけで、あとは選択できるようになるでしょう。

それを許す国、、、それを元にする経済が今後発展していきます。

この流れに従って、私はチューナーを現代医療とは異なる面からアプローチしてきたわけであり、占星術も薩長的な考えとは異なる面からの世界観として、関心をもって来たのです。

食事も和の伝統的なものを人は求め出している。駅前のマクドナルドが衰退しているのも、こうした流れが根底にあるからでしょう。

食事も、生き方も、仕事のやり方も、、、、きっと変わります。私は今、こうした流れから、着るものを変化させたいと思っています。

着るものが変われば、意識が変わりやすくなるからです。人間を肉体の形として着る洋服から、動きを主体とする状況重視の服があると思う。

それに従って、おしゃれ観も変わるだろうし、お化粧の意味も変わっていく。化粧、医療、銀行、病院、学校、、、すべてが同じ論理によって動いていた、近代国家が生み出した一種のモンスターだったのです。

世界は今、複雑な力関係で動き出しました。その中で、揺れ動く日本ですが、中心力をどこに持つか、、、薩長の安倍政権ではどうしても限界があると思いますが、今はどうにか絵を作ってくれています。

と言って、戦争できる国にもっていくとか、戦前のナチス的国家にしていくなどは、もう絶対に無理です。大きな流れに反したことは誰にもできません。

近代国家が霧散していく中で、動かないもの、、、あなたを支えている文化、歌、自然、大好きなもの、、、それが連帯を作って、新たな、本当の国を模索しだした、、、そういう時代に私たちは生まれてきたのです。

今週の池田山ハウスでは、土曜は午後3時から母音トーニング。日曜の無料セミナーは、本日のブログ内容と関連して、女一人で始める独立自営の仕事と生き方、、、について、みんだで考えたいと思います。午後4時から始めます。
 


高校のクラス会 2015年04月25日(SAT)

  今夕は高校のクラス会がありました。新橋の中華屋さんには恩師三名もご臨席。

最高齢の先生は84歳。次は80歳のご高齢。しかし、どう見ても、そんなに年齢差があるように感じない。先生も軽い口調で、同じ年代みたいだな、、、と。

そんなことありません、20歳も違うのに、、、の抗議もむなしい感じで、私たち団塊の世代は早老世代なのかと、ややショック。

先生という職業は昔から若々しく見える傾向があるようですが、今夜ほどそれを肌で感じたことはありませんでした。学校の先生って、凄い。

卒業してもう50年近くがたつのに、15名が参加とは、良いほうだと思います。O君や50年ぶりにU君とも会えてうれしかったです。みなさん、ありがとう。

私は仕事があるので二次会には参加しなかったのが心残りでした。84歳のN先生は、帰り際に独り言のように、「教師の宝は生徒だから、、」とつぶやかれていました。本当に良い先生たちに見守られて学んでたんですね。

それに比べて先生の心知らずは生徒。親しかった卓球のうまいO君は、「ふたりであんなことやってたら、今なら退学だろうな、、、」とおっしゃる。

「確かに、、」と私。毎日のように早退というか、代弁を頼んで遊びに行っていた高2、高3のころの思い出がよみがえりました。

マラソン練習では学校の周囲を何周もするのですが、一周するたびに手にマジックインクをつけていく。私とO君は勝手にマジックを付けて、走ったふりしてコロッケなど食べていたのですが、その日はマジックの色が違っていてお陀仏に、、そんなことばかりの高校時代でした。

あくまで悪戯なのですが、悪戯することで、実は学校や先生に甘えていた気がします。

また、甘えを許す、そんな風潮がまだまだ残っていた良い時代でした。

マラソンのO君は、学校と関係のない卓球の試合に、担任のN先生がわざわざ応援に来てくれたことを今でも覚えていて、そのことがとてもうれしく、あのときの感動で、今も自分は卓球を続けている、、、と話してくれた。私も初めて聞く話しでした。

良い思いではいつまでも人を生かしていくと、つくづく感じた次第です。

きょうのドライブメッセージはもう数日前のものですが、良い思い出の大切さと、自分は世界にとって欠かせない存在だという視点から話しています。

真夜中のドライブメッセージだったので、なんだかまったりと話していますので、ご容赦ください。
例によって、下記をコピーしてお手数ですがURLに張り付けてお聞きください。

本日日曜日の無料セミナーは午後4時半からです。恋愛成立条件とそれから見る達成法です。

ドライブメッセージ
あなたは世界に欠かせない存在というのは、本当。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/80796848/150422_005.MP3
 


連休直前 2015年04月24日(FRI)

  本当に早い人はもう明日からゴールデンウイークになるとか。うらやましいですね。

私のところはカレンダー通り。27.28.30が通常通りで1日も通常、2から6が連休のスタイル。それでも5連休ですからやはり大型です。

サービス業の人は連休は自由に休めませんし、代休も連休と同じほどはもらえないケースが多い気がします。
サービス業の宿命かもしれないですが、やや損な感じ。

正社員はどんなに連休があってもサラリーは減りませんのでいいですが、パートやアルバイトの時給計算の人は連休でうれしいとばかりも言っていられないケースが多いと思います。

思い切って独立したら、、、と、つい思ってしまう人もいることでしょう。

私はみずがめ座ということもあって、昔から独立奨励波です。独立した方が絶対にいいと考えがちで、安易に独立をすすめるので叱られることもよくありました。

人それぞれ、、いろいろな考えがあるから、、、とたしなめられるのですが、悪い癖で、だって、だって、、、と独立した方が得なことをあれこれ言わずにおれない性分。

私の考える独立の方法を今回はドライブメッセージでまとめてみました。関心がある方はお聞きください。

さて、今週と連休の池田山ハウスですが、土日のオープンですので、25.26.2.3が営業になります。

25日の土曜は母音トーニングを、26日には無料セミナーがあります。無料セミナーは恋愛の成立条件から見るその達成法です。恋を成功させたい人はぜひいらしてください。日曜の無料セミナーは午後4時からです。

25日の土曜日の母音トーニングは午後1時からになっています。詳しくはスタッフブログをご覧ください。

連休に入っての2日と3日の土日は、2日は午後三時から母音トーニングがあります。その後、5時からは朗読会があります。

朗読会は有料です。当日参加可能で、当日参加費用は6000円です。朗読のセミナーですので、それぞれが読みたい本や詩などを持ち込み、一人5分から10分程度で朗読してもらいます。

今のところ参加人数が少ないので、もう少し長い時間の朗読も可能だと思いますが、ミーティングしたのちに、朗読がどう変わるか、、、など楽しみたいです。

その後、参加者が感想を言い合い、ミーティングしようとするもの。朗読はかなり難しいもので、厳しい先生に付くと、まるで人格攻撃されているような気になる場合も多いです。

私もかなり厳しい先生に4年ほど習ったことがありますが、途中から入ったアナウンサーやプロ志望の人が泣きながら帰ったのを何度か見たことも。

私も最初に言われたのが、「何、自分の声を聞かせようとしてるの、、、」というお叱り。何のことかさっぱりわからず、返答にこまっていると、声がいいっていうのはダメなのよ、、、それを聞かせようとしてしまうから、、、と、

その時はわからなかったものの、だんだんとそのことがしかしわかってきたのです。先生は何も偏見で言っているのではなく、まして好き嫌いでも言ってない、、、ということがわかるまで、二年ほどかかったかもしれません。

それほど、朗読は厳しい世界なのですが、私のところで行う朗読会は、そういう意味では非常に甘いと思います。こうするともっとよくなるかも、、、という視点に立ち、実際にやってみて、やっぱりあなたのやってた方がいいか、、、というような、かなりアバウトながらも、真剣にその人の朗読を聞き、堪能する、、、、という内容になると思います。

朗読は聞く人あって成立する内容ですので、参加者で聞き合い、感想を言い合う、、、が原点になるでしょう。
 


何でも箱 2015年04月15日(WED)

  ドラえもんのアイテムに何でもドアでしたっけ、、、そういう便利なドアがあったと思います。

同じように私が思いついたのは、何でも箱。箱の中に顔を埋め、瞑想状態になって、自身の意識に焦点を当てる、、、そして自身の意識が創造主であるという観点から、創造を行う、、、、という箱。

普通の瞑想でもいいけど、箱という密閉空間において意識圧を高める働き。ドーム状の中とか、洞窟とか、閉鎖空間の中やユニットバスでもいいかもしれませんが、箱状のものが有利な気がします。

そこで自分が意識体であると思う。体が自分ではなく、意識が自分だと思って、箱空間を意識空間に変えてみる。

箱の中、、、という感覚が自身の意識空間にきっと変わってくると思うので、そうなると、そこには、宇宙までを含む大きな創造空間となります。

いや、なってください。そこで神遊びを始める。ユニットバスを暗くしてやっても、お風呂でリラックスしているのでいいかもしれませんね。

意識の乗り物としてのチューナーはぜひ使ってください。暗闇のユニットバスで、チューナー音に意識を乗せて、ユニットバス空間を宇宙空間に変えてみる。。。。

そこで金が欲しいとか、恋人が欲しい、、、手に入れている、、、などと生々しくやっても面白いのですが、満たされない現実を変えようとして行っても、大概は現実とのリンク感をかえって深めるので、あまり意味はないかもしれません。

そうではなくて、なぜ金が欲しいのか、、、金を得てどういう感情や思いを満たしたいのか、、、と箱の中でせまれば、意識としての答えが見えてきます。

それを肯定し、満たす意識となれば、金という選択肢を自由に悪びれずに選び取ることができるかも。

そうした不思議な何でも箱が実は、私たちは持っている。持っているから、実は現実が訪れてくる。

今、自分が作った現実は、何でも箱に首を突っ込んで、その時の意識によってもたらしたものです。今のあなたを取り巻くすべて、あなた自身は、あなたが何でも箱の中でつくりあげた現実。

何でも箱は意識しか受付ない箱ですから、研ぎ澄ました感覚で、さらに、どうゆう意識で現実をこれまで自分は作ってきたかと、、、箱の中で考えてみる。

すると、自分の癖が理解できるようになる。意識体が自分だと思う何でも箱なので、通常の暮らしの中では気づけない自分自身がよくわかる。

何だ、、、いつもこれを恐れてたのか、、、だからいつもこうした判断になったのか、、、、だからいつもこういうことが起こるんだ、、、、、

これがわかれば、誰でも魔法使いになれると思うのです。強制された魔法にかかっていたということもわかる。

何でも箱はすべての人に与えられているのに、いつも雑音や恐怖や時間に追われて、体のみが自分だと思わされてきた、、、

だからいつも限界があったということがきっとわかってくる。自分が意識だと思えれば、体の限界をあらゆる意味で越えて行けます。

何でも箱を取り戻しましょう。そして自身の意識実験を箱の中でやりましょう。面白い現実をもたらす実験です。

私も実際に作ってみようかしら、、、大き目の箱を黒塗りなどして中を暗くするか、もしくは布を後頭部にかけて箱ごと包む、、、、その暗闇の中で宇宙を感じる、、、意識体となった自分は自由に何でも創造してみる、、、、

タイムラグはあるが、きっと何か創造されることは確実なので、それを夢日記のような感じで、創造箱日記として、何が起きたか、、、その意識とリンクしておきたかなどを書き留めるノート。

ノート数冊になるころには、ものすごい創造が行われているのではないかと思います。そんな人が数名いるだけで、世界は良い方向に動き出すかも。

いちばん小さいものが一番おおきいものを作ります。

宇宙ももっとも小さなものが作ったはずで、だから精妙なのだと思います。

ドライブメッセージですが、下記は4月14日のものです。合計5本ありますが、とりあえず、二本を下記します。お手数ですが、下記URLをコピーしてURLのところに張り付けてお聞きください

1 気象操作や911の話。不健全経済から良い経済への変え方など
https://dl.dropboxusercontent.com/u/80796848/150414_001.MP3

2 私たちをだましてきたもの、、、本当の豊かな時代とは
https://dl.dropboxusercontent.com/u/80796848/150414_002.MP3
 


揺るぎだした政権 2015年04月08日(WED)

  昨日の7日は戦艦ヤマトが沈んだ日だったといいます。多くの将兵が海に消えた悲劇でした。護衛の飛行機もないまま沖縄に向い、途中鹿児島沖だったでしょうか、アメリカ軍の集中砲火を浴びて沈みました。

ヤマトは不沈の軍艦と言われたものの、時代は空母の時代に移っており、巨艦主義の最後を飾る軍艦だったとも言えます。

沈むはずのない船が沈む、、、ヤマトの最後には襟を正す潔さがありましたが、先の皆既月食以降、色々なところで屋台骨が揺らぎだしています。

3月31日に締め切られた中国主導のアジアインフラ投資銀行への参加を見送った日本でしたが、日本アメリカを除く50か国もが集まるという外務省が予想しない結果となったようです。

首相も官邸で「言っていたことと違うじゃないか」と関係者を責めた、、、という本当かどうかはわかりませんが、そういう話しがまことしやかに語られています。

何であれ、思い違い、見当違い、思惑違いであったことは確かでしょう。要するに今の政権には時代を読む力が足りないのです。

沖縄県民の気持ちを逆なでするような、粛々と実行する、、といった官房長官の言葉に、冷たい本質を浮き上がらせたこともありました。最後は人間の気持ちがすべてを決めるということを、今の政権はわかっていない気がします。

福島もどうなっているのか、情報が入らないのですが、突然三号機が煙に包まれるなど、もしかしたら再臨界を地下深くで起こしているのではないか、、、の不安も出ています。

煙が上がっても、突如、放射線量がこれまでのピーク時に匹敵するくらいに上がっても、何ら説明のないことに、逆に事態の深刻さを感じている人も多いと思います。

さらにイランと国連常任理事国とドイツとの間に、核爆弾を作らないという枠組みが決まった。日本のマスコミはそのことを、今後は覆る可能性が大いにある、という報道。

落ちたものだと思います。とりあえず枠組みが決まったことが重大な出来事なのに、言いたいことは、最後にはくつがえりますよ、、、的な報道に、どうにもならない憤りを感じます。平和に近づくことが悪いのかしらと。

しかし大事なのは、常任理事国はともかくとして、それにプラスしてドイツも加わっているのに、日本の名前が出てきませんでした。

日本は世界から完全に無視されているわけです。あの国は、平和を求めてないからね、、、と言わんばかり。相手にもされていないので、日本のマスコミはどうせダメになると、悪態をつくのがせいいっぱいの印象。

皆既月食以降、毎日のように驚く出来事ばかりです。しかし何もその重要性を伝えないマスコミ、、、どうかしています。

アジアインフラ投資銀行への参加については、さすがに自民党内でもまずいんじゃないか、、、の意見が出てきています。

政権が時流を読み違えたわけで、かなり重大なミス。
沖縄の基地問題でも同様ですし、イランと国連の和解の枠組みでも日本は蚊帳の外に置かれ、あそこは世界の流れに逆行しようとしてるから、、、と。

一体、こうした流れになった責任は誰がとるのでしょう。一度あったことは二度、、、というのが運勢の法則です。

一度投げ出したことがある人ですから、もしかしたら二度があるかも、、、そんな流れなのかも。少なくとも揺らぎだしていることは確かでしょう。

しかし一度あることは二度、、、というようなことになると、株価暴落は良いとして、突然の金利上昇の可能性がある怖い春です。

パラオに行かれる天皇皇后両陛下のお気持ちはもっともで、良い墓参ができ、無事に戻られることを祈念したいと思います。

遠い地でかつての大戦での犠牲者を思い、これからの日本の平和のありかたへの思いが、さらに大きくなることでしょう。無事に戻られることを心から祈ります。
 


花冷え 2015年04月03日(FRI)

  桜が咲くと一回は寒い時期が訪れ、花が散らないか心配になったりやきもきさせられるものです。

桜が咲いて散るまでには、誰にもこうした小さなドラマがあり、こうした一連のすべてがセットになって私たちは桜の時期を迎えるわけです。

先日のブログで書いたように、明日は皆既月食であり、夜桜を見ながら月食を眺めるなど、めったにできない体験をする人も。

しかしそうした天体の合図に合わせるように世界情勢が動いています。今の動きは第二次大戦が終えた後に匹敵する大きな変革が起きていることで、マスコミが重要性を伝えないことで、日本の立ち位置が推測できるということでもあります。

沈んでいく船に待機命令を出してそのまま船を沈めたどこかの国の悲劇がありましたが、日本のマスコミも国民に世界で起きている重要性を伝えないまま、ほおっかぶりして変革を見ない態度を決めているようです。

しかし、それに気づいたときには、もう水がキャビンに入っているようなもので、いやでもだまされていたと気づかされることでしょう。

マスコミがほとんど重要性を解説しないままアジアインフラ投資銀行への非参加を当たり前のように伝えたり、今、起こりつつあるイエメンの報道など詳細はまったくない。

イエメンはこの時期での戦闘は非常に危険で、サウジの兵士、中国の兵士も戦闘に参加しているという、ミニ第三次大戦の様相すら感じさせます。

なぜマスコミが公平で詳細な世界情勢を伝えないのかは、彼らの親分が窮地に陥った報道となるからでしょう。

窮鼠猫を噛むではありませんが、戦争で金儲けをしてきた勢力は世界が言うことを聞かなくなってきたので、必死の形相になってきている。何としても戦争を起こしたい、、、そうしなければ、力を維持することができず、金と紙切れドルとの争いに負けてしまう、という状況がある。

日本がなぜ金購入を許されなかったのかも、黒田日銀総裁もそうですが、宮沢外務大臣時代には、宮沢氏はことあるごとにぼやいていた。本当はゴールドを買いたいと。

高度経済成長後のあかつきには、自由になるお金がたくさんあったにも関わらず、ゴールドを買うことをアメリカによって止められている。

ゴールドと紙切れ紙幣の争いがニクソンショック以降の歴史の一面であり、紙切れ需要を満たすためには、経済の発展、あらゆる消費文明の維持、さらに戦争は必要という構造でした。

その争いに戦争屋が負けだしており、すぐに争いをおこして急激な武器需要を作らないとやっていけなくなる、、、、なりふり構わない状態。

それに日本のマスコミも政権も加担している面が大きいのです。そのことがここに来て一般人にもそれとなくわかってきている。

少なくとも、今の政権が私たちのために何かやってるのではなく、もっと他の者たちのために、日本人の作った成果物を横取りしている、、、そんなことが、誰に教わるまでもなく、何となくわかってきた。

なので、早く戦争を起こし、それも圧倒的なめちゃくちゃな戦争を起こし、それどころではなくするしかない、、、という勢力が暴れまわっている。

山場はまさに皆既月食から半年でしょう。

その一方で、中国はアジアインフラ投資銀行を作り、新たな通貨制度への道を、ドルに変わって築こうとしている。

当然、ドルの本家であるアメリカ、及び、円を減価させてまでドルを守ろうとする日本政府は、これに反対。

イスラエルまでアジアインフラ投資銀行に入るというのに、日本はストップと。

しかし、6月には追いかけて日本も入ります、、、という情報も。安倍以降を読んでいる勢力がそうした情報を出している可能性があります。

アジアインフラ投資銀行がどういう流れになるかはまだ不明ですが、ドル降ろしである点で大変なことが起きているといえる。歴史的な出来事なのです。

サウジアラビア イスラエル アメリカ 北朝鮮 日本が本当の意味で一体だったことが、誰の目にも今、わかりかけてきている。悪い一体として。

世界の流れはそれとはまったく別になりつつある。カギを握るのは、本当は私は日本だと思います。

日本の態度ひとつで世界の流れは決まってしまうので、日本を操縦している勢力が安倍政権をつくり、何としてもこれまでの体制を維持しようとした、、、

安倍政権がとん挫したら、本来の日本の力が出てくるので、流れを大きく変えることになると思います。

天皇も世界もそのことを知っている。戦争屋に付くか、新たな時代に賭けるか、、、歴史は予断を許さないところに来たようです。

こうした大きな変革期には、失ってはならないものの見方があります。それは、どちらにつけば得するとか、どちらに付くしかない、、、という不安からの判断はすべて間違えます。

そうではなく、未来を見つめる際に必要な見方は、どういう未来が自然で、自分が無理せずに生きられるか、、、明るい気持ちでいられる未来は何なのか、、、ということです。

安倍さんは戦争をやりたいのかどうかはわかりませんが、少なくとも、戦争が遂行できる未来をお考えであることは確実です。

それがいいとか悪いとかより、安倍さんんがお考えのような未来が、自分にとって、心が明るくなるか、自然であるかが大事なのです。

原発の力に頼り、多少のリスクは用心しながら、経済発展を重視する、、、という考えが、私たちに明るい未来を抱かせるかどうかが大事なのです。

仕方ないでしょ、、、とやっても、時代変革期には通用しなくなると思う。そんな安全策で未来を考えても、サラリーマンで一生を安楽に終えられる時代ではないのですから、そんなことより、この未来を選択すると、自分の心が、子供の心が、明るくなれるかどうかが、本当は大事なのです。

やくざ商売でベンツに乗っても、貧乏よりはましだったという時代ではもうないと思うのです。ベンツに乗れても、未来が明るくかんじられなければ、もう意味はない、、、そういう判断が必要な時代になっているのです。

その人といると、なぜかホッとする、、、温かなものを感じる、、ハッと自分の不安が癒えていく気持ちを抱ける、、、それがこれからの時代進行の原理なのです。

それが本当のこれからのリーダーであると藤原直哉先生は述べています。本当にその通りだと思います

重く、仕方ない選択を、生きるためにしてきたこれまでの私たちの時代とは、まったくことなる原理が訪れているのです。

我慢して、原発に頼ることも、我慢して戦争方向へいくことも、すべて時代遅れなのです。

心が明るくなる未来を見つめて、選択していくとき、戦争も原発もなくなります。

難しい理屈は不要。間違った選択で未来を見つめる必要など不要なのです。

戦争に未来も何もありやしません。そこには勝っても負けても明るい心はありません。ブラック企業のあり方も、世界で行われている子供虐待や虐待労働も、まして死刑や拷問など、問題外のやり方なのです。

そうしたものが滅びていく時期に入りました。
 


4月4日午後9時 皆既月食 2015年04月01日(WED)

  4日に皆既月食があります。夜9時ですので、ちょうどよく眺められる時間です。

太陽はおひつじ座、月はてんびん座。私の天文歴によればてんびん座14度23分における皆既月食。

天体の配置はかなりハードで、この月食にはおひつじ座の天王星、やぎ座の冥王星が絡んでいます。

月食と天王星は1度で合、冥王星も92度程度しか離れていませんので、正式にスクエアを形成します。

この数年の最大の星の配置は、天王星と冥王星の90度であることは、昨年も今年も語ってきました。

天王星と冥王星のプラネタリパターンは、全アスペクト中で最大の変化を示すものです。そのアスペクトに正確に皆既月食が起こるわけですので、何もないと考える方に無理があるというのが、占星術的な解釈と言えます。

皆既月食は、太陽によって月が隠される現象です。(占星術ではそのように考えます。実際は地球の影に入るのですが)太陽は政府、月は庶民です。政府の政策によって庶民が犠牲にされ、追い込まれるわけですが、そこに最大変化の天王星と冥王星のアスペクトが絡んでいるのです。

直訳すると、政府の政策によって疲弊した庶民に怒りが起こり、もしくは許しがたいと思える不平等感情が突如として起こり、大きな変化を起こしていく、、、となります。

確かに、この4月に入ってからの値上げ攻勢はすごいものがあります。4日以降は、庶民が手ごたえとして値上げのひどさを実感するようになるはずで、上がらない給与へのあきらめと、増える税金への不満とが絡んで、怒りがピークに達する可能性があります。

軍配は当初は政府に上がるのですが、政府には先の皆既日食の影響が出てくるのがこれからで、民衆の不満や怒りを抑圧したいのはやまやまでも、それができない状況にあります。

すると民意は突然大きなうねりを起こし、これまでにない変化へとつながっていく可能性があります。

この半年の内にこうした事態が起こるはずです。政治的な出来事で起こるのか、何かが暴発する形で起こるのかはまだわかりませんが、何か起きますね。

最終的には民意が勝つ時代だというのが私の見方ですが、そこまで行くには、まだ一山あることでしょう。

しかし、あと一年以内に時代は大きく変わる予感があります。これまでの星の変化の流れを見てきて、何もないことは考えられません。

日本人はおとなしい国民ですが、それでも幕末の時のように、限界のある一点を超えると突然動きだす習性のようなところがあります。

日頃おとなしいだけに、圧倒的な意思が人々の間に伝わり、政府が人為的につくったマスコミの印象操作を上回る形で浸透するようになるでしょう。

あの日没などあり得ないと思われていたマクドナルドの落ちぶれ方を見ても、民意の暗黙のコンセンサスは突然の形ででてきます。

4月4日の皆既月食以降の政治と経済、民意に、きっと大きな変化が起こることでしょう。一部マスコミもついに背に腹は変えられないとばかり、これまでの姿勢を逆転させるようなことがもしかしたら出てきます。

がんじがらめにされ、利益を徹底的に奪われてしまった庶民ですが、これ以上搾り取るものがないとなれば、上も疲弊してきます。

政府予算の無駄遣いがいつストップするか、、、蜜にたかるアリが疲弊するのはいつのことでしょうか、、、

永遠に続くように見えた権力や権威や利益構造に大きなヒビが入り、壊れかかる時がやってきたようです。

一時的な変化に伴う大変さはありますが、それもそんなに長い時間ではないと思います。

大混乱したロシアでさえ、これほど早く立ち直ったのですから、日本も良くなり出しさえすればあっという間です。

ただ、まだその時ではなく、その前の混乱の時代がそろそろ始まる、、、そうした星の配置であり、今回の皆既月食は時代のスイッチを押す働きをすると思います。

皆既月食が戦争と平和のステージと言われるてんびん座で形成されるところから、暴発的な軍事活動が世界のどこかで見られる可能性もあります。

二年ほどつづいた天王星と冥王星の時代変革のスクエアが具体的な形で姿を見せだすのが、これからの半年だと私は思っています。
 



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