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健康法で不健康、、ダイエットで太り気味 2015年08月02日(SUN)

  私は出生時の月が6室にあるためか、昔から大の健康法オタクでした。今でも関心はあるのですが、用心してトライする習慣になりました。

数々の失敗を重ねてきたからで、すぐに健康法に飛びつくことはなくなりました。

一度、あらゆる健康法を捨てたときがあるのですが、その時がもっとも体調が良かった、、、そんな気もします。

健康法もそうですが、ダイエットもこれと同じです。ダイエットしている、、、と聞くと、ああ、じゃあ太るな、、、と嫌味ではなしに思ってしまう自分がいる。

昼食に簡単なサラダ程度で我慢しているOLを見ると、まず太っています。食への異様な我慢が爆発するのは確実で、昼にサラダで我慢したのだから、おやつにケーキくらい食べても、、、と、そんな流れになりがち。

何かが狂っているわけで、健康法もダイエットも大体はあまりよい影響を与えない場合が多くなります。

たったひとつの方法で目的を達成させる、、、ということは、どうしても信仰になりがちで、他のことに目が行かなくなる。

たった一点のみに目が行くということは、意識がそこに集中するため、意識からしか現実はうまれませんので、太ってはダメ、、、すなわち、太ることへの恐怖意識に栄養を与えてしまうわけです。

健康法も健康法を行えば行うほど、とくにひとつの健康法にこだわるほど、意識はそこに集中するため、自分が不健康になることへの、本当は意識集中となり、ダメになるわけです。

自然である、、、ということはですから本当に偉大なことで、自然の中に自身をいかに置いておくことができるか、、、そこにダイエットも健康も幸福のカギも存在していることになります。

私の長年の知人に気功の達人の中国人がいて、健康面でのアドバイスを色々と長年してくれているのですが、その先生の言うことは、ほとんんど間違っておらず、一点に絞られるダイエットや健康法的な考えをされたことはありません。常に複合的でした。

先生は政党の色々な党首の健康管理も密かに行っている名医でもあるのですが、ちょうどセミナー開催中のMI池田山ハウスに来たことがあり、いいタイミングだと思って、先生に突然の講義をお願いしたら、快く引き受けてくれて、私はコーヒータイムを得ることができました。

そのあとのことです。そこに長年の糖尿病で苦しんでいる人がいて、先生はその人の体を見るなり、アドバイスを始めたのです。

病歴を何も聞くことなく、糖尿病を当て、その人の食生活についてレクチャーを始めました。

カロリー管理してる? うん?、、、そう、それで毎日、納豆、豆腐ね、、、と。驚いたのは当人。まさにそうだったらしいのです。

ここで誤解されると困るのですが、一般的に豆腐や納豆の常食を先生はたしなめたわけではありません。

ただ一点質問させていただきます。

ダイエットしていて豆腐、納豆を毎日のように食べている人がけっこういますが、その人にお伺いしたいのですが、下腹がダイエットしている割にでているとか、たるんでいるようなことはあるでしょうか。

もし腹部にたるみや段々があったり、下腹が出ているような人がいて、毎日のように豆腐や納豆を食べていたとしたら、一度、数週間でもいいので、一回納豆と豆腐をやめてみてください。

そして、下腹のたるみなどが、回復にむかってすっきりしたとしたら、原因はそこにあった可能性があります。

先生はその人を見て、上記の指摘をしました。しかし、何度も言いますが、お豆腐や納豆が悪い、、というのではなく、悪く出る人がいる、、、と言いたいだけです。

豆腐は健康食でもあるし、決して悪口を言っているのではありませんので、誤解はしないでください。風評になったらそれこそ、お豆腐を売っている人に申し訳がたちませんので、そこは誤解しないようお願いします。

しかし、体を壊し、それ以降の豆腐や納豆の常食を、健康法として取り入れることに向いていない人がいる、、、ということなのです。

通常の場合で普通の人が夏の暑い日に冷奴を食べたり、食欲のない朝に納豆を食べるのは、もちろんまったく問題ないし、何の心配もいりません。

ただ、一部にダメな人がいるということです。その場合は、ダイエットの割りに、痩せている割に下腹が出ているわけで、そういう人は、一度、試して欲しい、、、ということです。

そしてその結果、下腹が引っ込むようになったなら、その人の場合は、大豆の消化に無理があったということになります。

ダイエットや健康法はかように難しい面があるのですが、さすが名医の先生は一目みただけで、その人の食生活の問題点をあげたわけです。

逆に言うと、私たちの生半可な知識や体験で、健康法やダイエットなど、本当は考えない方がいいくらいだ、、、という考えが私にも起きたことも事実です。

以来、慎重に体の声を聞きながら、大好きな健康法にトライし、その成果を見つつ、自分にあったものを探り出すことにしています。

飯島先生は、食べ物には何の力もない、、、具体的な形あるものには、何の力もない、、、毒はあるが、本当に毒になったりならなかったりする、、、体に良い食べ物も確かにあるが、それ自体に力は本当はない、、、とおっしゃる。

力があるのは意識のみ。すべてを意識が作り出しているのですから、ダイエット法も健康法も、一定の条件付けでしかなく、そのことがわかって行うことで、盲信はなくなり、むしろ効くようになったりします。

すべての事柄は意識次第ですが、では意識とは何か、、、まず、自身の目がねをはずすことから始める必要があるわけで、自分は何も知らない、、、自分には何の力もない、、、、すなわち、自分も皆も生かされているから、今ここにいる、、、、という意識からのスタート以外、人は間違った道に進んでしまうと思うのです。

何も不安に思う必要などなかった、、、ということでもあります。生かされているのですから。
 




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